この記事では楽天証券で投資信託の定期売却サービスを使う3つの取崩し方を比較しました。
老後資金に使う想定で解説しますので、あなたの大切な資産を有効に使う手段として役立てて下さい。
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老後資金にオススメの売却方は?3つの目的別取り崩し方
むやみやたらに「使う時に売れば良いんでしょ?」と考えておられるなら、老後の貴重な資産を上手に使うことができません。
ここではお金の使い道別におすすめの取り崩し(売却)方法を紹介します。
お小遣いが欲しいなら『定率取り崩し』
節約して生活するのは悪い事ではありません。
しかし、それでは普段の生活がまったく楽しくないですよね。
そこで、今の人生を楽しむ為に「毎月お小遣いをもらってしまおう」という作戦に有効なのが、この定率売却です。
画像は300万円分を買い付けた『eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)通称、オルカン』を毎月0.33%(年約4%)だけ売却した場合の資産推移です。
定率売却した場合(グラフ青線)でも、減っているどころか増えてますね。
これはもちろん売却する以上にオルカンが値上がりしたからなのですが、注目してもらいたいのが毎月のお小遣いの額が資産変動と同じように増減しています。
つまり、毎月のお小遣いで株価上昇の恩恵に預かれるという事です。
ただ、生活を維持するための老後資金とは分ける必要があるので注意してください。
老後の生活費なら『定額取り崩し』一択
若い頃からコツこと貯めた資産を売却するのは抵抗があるかもしれませんが、生活の為に必要ならば売るしかありません。
生活費は毎月同じ程度の額でしょうから、お小遣いと違い一定額が望ましいですよね。
定率売却のグラフと比較し易くするため、投資額300万円、毎月1万円のグラフにしてありますが、10倍すれば資産3千万円から毎月10万円です。
年金に+10万円の計算ですから現実に近い数値になるでしょう。
最も資産寿命が長い売却方法
インデックス投資は基本的に株価が右肩上がりを期待して投資するものです。
前述の定率売却だと、株価が上昇すると売却額が増えますから、必要ない売却をすることになりますね。
しかし、この定額売却では毎月の売却額が一定なのですから、無駄な売却はありません。
その分だけより多くの資産を維持できることになりますので、正に命のお金となる老後資金の取り崩しに最適だといえるでしょう。
期間を決めて取り崩したい『口数取り崩し(期間指定売却)』
あまり有名ではないですが、口数取崩しという売却方法があります。
ただ、あまり使い勝手の良い取り崩し方ではありませんので、知識としてだけ知っていれば十分でしょう。
全ての取り崩しに対応している楽天証券
楽天証券の定期売却サービスはこれらの取り崩しを自動で行ってくれます。
始めに毎月の売却方法と(率・額・口数)を設定し次にやる事は・・・・
何もありません。自動的に自分の口座に現金が振り込まれますよ。
自動定期売却サービスの設定例
楽天証券のHPにログイン後、以下の順でクリックする。
- ❶:投資信託
- ❷:定期売却
- ❸:取り崩したい投資信託を選択し設定
注:つみたて買付を設定している投資信託は定期売却サービスの対象外です。
定期売却の設定を入力
- ❶:金額・定率・期間を選択
- ❷:売却額を入力(定率は%、期間は最終受取り月)
- ❸:お金を受取る日付を入力
- ❹:入力が済んだらクリック
注:初回受取金額が1,000円以上になるように設定。
取引暗証番号の入力
- ❶:誤りななければ取引暗証番号入力
- ❷:クリックで設定完了
設定が反映されているか確認
- ❶:毎月の売却額を確認(定率、期間の場合は概算値)
- ❷:修正の必要があれば変更
定期売却サービスの詳細は
楽天証券の公式サイトに移動した後、ページ上部にある『サイト内検索』欄に「定期売却」と入力し、確認して下さい。
楽天証券の公式サイトに移動して定期売却サービスを詳しく調べる↓
まとめ:投資信託の資産の取り崩し方に注目
新NISAの導入を控え、多くの人が投資計画を立てていますが、貯めた資産の取り崩し方についても考えることが重要です。
- 定率取り崩し: お小遣いにおすすめ
- 定額取り崩し: 毎月の生活費を安定して確保できる
楽天証券の定期売却サービスを活用することで、これらの取り崩しを簡単に実行することができます。
投資は資産を増やすだけでなく、その資産をいかにして実生活で活用するかが重要です。
適切な取り崩し方法を選択することで、安心して老後を迎えることができるでしょう。
NISA口座で定期自動売却サービスを提供している楽天証券
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よしきよ@インデックス投資のブログ書きながら、サイドFIRE生活してます。 (@yoshikiyo66) / Twitter
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