そろそろ米国株投資を始めませんか?
今回は米国株(ETF)取引が出来る各証券会社を比較しました。この記事を読むことで自分の投資手法にあった証券会社を見つけることが出来ますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、自慢ではありませんが、私は過去にFX業者のキャンペーに釣られて、無駄な取引をしまくったことが有るんですよ。(〇万通貨以上取引で現金プレゼント系のやつ、何と缶詰やお米までもらえましたwww)
証券会社選びは投資の第一歩です、たいして有利でもない謎のキャンペーに釣られないで下さいね。私の様にwww
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国内証券会社7社を比較
各証券会社の米株取引一覧表を作ってみました。どこの証券会社もそれぞれにアピールポイントを持っていて一長一短ですね。
※1:キャンペーン価格などは考慮せず。
※2:住信SBIネット銀行の外貨預金を利用した場合、通常は25銭。
※3:上限手数料22㌦
※4:取引時間外は0.7%。
※5:銘柄数は頻繁に変わります。
コストならSBI証券・マネックス証券、特殊な条件下ならDMM株も
米株に限らず、株式取引をする場合に最も気にするのが取引コストですよね。まずは取引時に掛かるコストで各証券会社を見てみましょう。
『SBI証券』資金力があり、コストを最重要視
最も有利な為替手数料で取引できるのはSBI証券です。
住信SBIネット銀行の外貨預金で先に円を米ドルに替えた後、証券口座に振り替えて買付を行い、売却したら再度、銀行口座に振り替えて出金するという手間が必要になりますが、一時的なキャンペーンの割引ではないので、他を圧倒する低コストと言って良いでしょう。
売買手数料の方が0.495%掛かりますが、一部の優良ETFは買付手数料が無料ですし、約定額4500ドルくらいから上限手数料の22ドルが適用されます。一括投資で利用したいですね。
ある程度の資金力が有り、コストダウンの為なら手間をかけるのも惜しまない方には、SBI証券がおススメです。
『マネックス証券』資金力は有るが、手間は掛けたくない方
買付時の為替手数料が無料になるのがマネックス証券です。ただ、公式HPによる為替手数料は定期的に見直されるという事ですね。
※為替変動などを考慮し、当社として定期的に見直すこととしており、次回は2022年3月を予定しております。(次回の定期的な見直しの結果、有料になることもありますので、ご留意ください)引用:マネックス証券HPより
とはいえ、SBI証券のように手間をかけずとも、為替手数料が実質半額になるのは大きなアドバンテージです。
売買手数料はSBI証券と同様の0.495%で、約定額4500ドルくらいから上限手数料も適用されます。(買付手数料が無料のETFもあります。)
マネックス証券はある程度資金力が有り、「コストは気になるけど、あまり手間は掛けたくないなぁ」という方にオススメの証券会社です。
マネックス証券の公式HP
『DMM.com証券』条件付きで最もコストが安い証券会社になる場合も。
DMM.com証券のサービス、DMM株は為替手数料が25銭ですが、売買手数料0円が目を引きますね。
「ここが最強なのでは?」と思った方も居られるでしょう。しかし、残念ながら外貨で資金を保有できないという致命的な欠点があるんですよ。
外貨で買付が出来ないと、取引の度に為替手数料が発生してしまう訳です。
さらに、DMM株では配当金や分配金に対する為替手数料が1ドル毎に1円と都市銀行並みに割高なのも欠点ですね。
欠点だらけの様なDMM株ですが、分配金の殆んどでないETFを少額で買付け、長期保有するのなら、低コストで優秀な証券会社といえるでしょう。
- 配当金や分配金の利回りが低い株(ETF)に投資。
- 少額で取引(目安は1万$未満程度、SBI証券等の最低手数料適用でコストが逆転する。)
- 買付後は長期で保有。
NASDAQに投資するQQQ(分配利回り年0.5%程度)や、金に投資するGLDを少額で買付て長期保有する方にオススメします。
DMM株の口座開設ページはこちら。
ポイントで米株買付ができるのは『楽天証券』だけ。
一覧表には載せていませんが、楽天証券では楽天ポイントで米国株を買い付ける事が出来ます。
しかし、手数料が不利なら大したアドバンテージにはなりませんね。
楽天ポイントは手数料の掛からない投資信託の買い付けに使い、米株は他の証券会社で取引した方が良さそうです。
配当金に掛かる為替手数料が0円の『松井証券』
松井証券は売買手数料は普通ですが、配当金に掛かる為替手数料が無料という大きなアドバンテージが有ります。
配当金は円で口座に入金されるので、外貨建てで受取る証券会社と比べて、両替の手間を省くことが出来ますね。
一生売却するつもりのない高配当銘柄を、まとまった資金で一括買付する場合は、選択肢の一つになるでしょう。
為替手数料は安いが中途半端?『auカブコム証券』
為替手数料が片道20銭なのが目を引きますが、買付時無料のマネックス証券の方が往復しても有利ですし、かといって他に他社より有利な点があるわけでもなく、中途半端なことになってしまってます。
米国株の取り扱いを始めて間もないので、今後に期待でしょうか。
少額での米株購入に特化したPayPay証券
他の証券会社と異なり、スマホ証券会社であるPayPay証券は手数料や取扱銘柄数等、多くの点で他の証券会社に後れを取っていますが、1000円から米株が買えるという唯一無二の強みを持っています。
好調な米国個別株に挑戦して見たいけど、お小遣い程度の資金しか準備できない、若年層がターゲットでしょう。逆に言えば、それ以外の人が使うメリットは少ないですね。
とはいえ2年で約20倍になったテスラ株を見ると、『宝くじ』のつもりで勝負したいという気持ちは良ぉーく分かります。もしも、こつこつと10万円分買付けていれば、200万円になったんですから。(笑)
少額で投資をしても無意味という人も居ますが、「お金が貯まったら投資しよう」ではいつになっても投資できません。
資金力は無いけど、米国株で一発当てたいと考えている若人の皆さんは、とりあえずPayPay証券で米株取引を経験し、資金力が付いてきたら他の大手証券会社に乗り換えるルートを進むのが良いでしょう。
何事も経験ですから、たとえ少額でも米株取引に興味があるうちに始めてしまいましょう。
まとめ:同じ米株取引でも証券会社ごとに特徴がある。
最後に各証券会社の特徴や、おススメする人をまとめておきます。
SBI証券:住信SBIネット銀行を使えば確実に為替手数料が片道4銭に、上限手数料も有るので取引額が大きくなる程お得。資金力が有るが、コストの為なら手間を惜しまない方にオススメ。
マネックス証券:何もしなくても買付時の為替手数料が無料になるので、資金力が有るが、手間は掛けたくない方にオススメ。こちらも上限手数料が有るので取引額が大きくなるほどお得に。
DMM 株:外貨で資金を保有できないので、頻繁に高額で売買すると、手数料負けし易いのが難点。しかし、NASDAQの『QQQ』、金の『GLD』に少額買付・長期保有するならコスパの良い証券会社。
楽天証券:楽天ポイントで米株投資が可能だが、手数料が他の証券会社より高めなのが難点。
松井証券:配当金に掛かる為替手数料が無料、高配当銘柄の超長期保有に使えそう。
auカブコム証券:残念ながら他の証券会社に勝っている所が見当たらない、今後に期待しましょう!
PayPay証券:手数料は気になるが、1000円から米株が買えるメリットが大きい、とにかく少額でも米株投資を早く始めたい方にオススメ。
※1:キャンペーン価格などは考慮せず。
※2:住信SBIネット銀行の外貨預金を利用した場合、通常は25銭。
※3:上限手数料22㌦
※4:取引時間外は0.7%。
※5:銘柄数は頻繁に変わります。
自分に合いそうな証券会社は見つかりましたか?
今回の記事では米株取引について7社の証券会社を比較しました。
自分の投資スタイルに合った証券会社を見つけて、少しでも良いパフォーマンスを上げていきましょう。
このブログが、皆さんの証券会社探しのお手伝いになれば幸いです。
楽天レバナスが買えるのは楽天証券だけですね。
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