新NISAでのインデックスつみたて投資は、長期的な資産形成に最適な方法として人気があります。
しかし、投資信託をいつ売るべきか考えていますか。
「株価が好調な今だろ?」「いやいや米国の金利が・・・」
どれも違います。
この記事では、つみたて投資で買い付けた投資信託を売るべき5つのタイミングについて解説します。
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インデックス投資信託を売るべき5つのタイミング
そもそも私たちがつみたて投資をしているのは、株価の予想が難しいからです。
それなのになぜか売却するタイミングは適切なタイミングを見極められると思うのでしょう?
初心者が株価や投資情報を元に売却時期を決めるなあど、ナンセンスなんですよ。
投資信託を売るべきタイミングはこの5つだけなんです。
- 目標額に達した時
- お金が足りなくなった時
- ダメな投資信託と気づいた時
- 特定口座から新NISAへ移行する時
- 資産のバランスを調整・変更する時
1 目標額に到達したら売却
インデックス投資は余剰資金をただ投資すれば良いわけではありません。
何年後に何のためにいくら必要か、目標を定めてから投資を始めなくてはいけません。
たとえば「子どもの大学資金として500万円貯める」などです。
その目標額に到達したら、その時が投資信託を売却するタイミングです。
その時の株価は関係ありません。
必要な額が確保できたのなら、わざわざ下落するリスクを負ってまで、無理に増やす必要はないのです。
ここで「売らなければもっと増えるかも」と欲を出して投資を続けてしまうと、大暴落が来て、目標額を割ってしまうかもしれません。
売却して入学までの期間はネット銀行で利回りの良い定期預金を利用しましょう。
2 お金が足りないのなら売却
老後の生活費など、投資信託を売らなければお金が足りない場合があります。
株価が下がっている時に売却するのは気分が良いものではありませんが、売らなければお金が足りないのなら売るしかありません。
例えば、家賃の支払い日が迫っている時、株価が下がっているからといって売却をしない選択肢はないですよね。
家賃を払うためには、株価に関係なく必要な額を売却するしかないのです。
3 ダメな投資信託だと気づいたら売却
投資信託を選ぶ際は、信託報酬や運用実績をしっかり確認することが大切です。
しかし、投資を始めたころは良くわからず、銀行のHPで紹介されている人気投資信託ランキングなどを参考にしてしまい、信託報酬が高すぎたり、悪名高き毎月分配型を選んでしまった方もいるでしょう。
そうした場合は、速攻で売却し優良な投資信託に乗り換えなくてはなりません。
ダメ投資信託の売り時はダメだと気付いた時なのです。
4 特定口座から新NISAへ移すために売却
特定口座で保有している投資信託が値上がりした場合、売却益に税金がかかります。
特定口座の投資信託を新NISAに移した方が、税金がお得になる場合があるのですが、特定口座から新NISA口座への移管はできません。
そこで一旦売却したのち、改めて同じ銘柄を買い直すという手段で、実質的に投資信託を新NISAに移管することができます。
この場合も株価に関係なく投資信託を売る必要があるときですね。
5 投資配分を調整するための売却
長期投資を行うと株価の変動によって、資産配分が当初の計画からずれてしまうことがあります。
また、年齢や生活状況の変化で投資配分を変更する必要が出てくる場合も多いでしょう。
たとえば定年が近づいた場合、全力株式へのハイリスク投資から債券を混ぜた大きく減らさない投資にポートフォリオを組み直す必要がでてきます。
このような場合、資産配分のバランスを整えるために投資信託の一部を売却し、投資配分を見直す必要があります。
自動的にポートフォリオを組み直してくれる機能
なおポートフォリオはほったらかしにしておくと、少しずつバランスが崩れていきます。
それを定期的に調整するのは結構な手間ですよね。
そもそも老後に合ったポートフォリオを考えること自体が難しいかもしれません。
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まとめ
つみたて投資で増やした投資信託の売り時は以下の5つです。
- 目標額に達したら売却
- お金が足りなくなったら一部売却
- ダメな投資信託と気づいた時点で売却
- 特定口座から新NISAへ移行するための売却
- 資産バランス調整のための一部売却
その時の株価も今後の予測も関係ありません。
私たちは「株価は予想できないから」つみたて投資という、買付時期を分散させて確実に平均的な価格で買付できる初心者向けの投資手法をとっているのです。
それなのに株価の予想をして売却するのは、おかしな話だと思いませんか?
何度でも言います!
投資信託の売却に株価も今後の予測も関係ありません!
これら5つのケースだけなのです。
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