新NISAで買えるインデックスファンドは数あれど、最終候補に残るのはこの2本でしょう。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
とはいえ最終的に「どっちでもいいですよ🤣」と言われても決まられませんよね。
そこで今回は投資ブロガーの私が選択肢をお教えしましょう。
答えは「どっちでもいい」です。
「オイ!ふざけんな!まじめにやれ!」と思われるでしょうが、ちょっと待ってください。
本当にどちらでもいいんです。
今回の記事はこの2本のどちらを選んでもいい理由と、どうしても決められない方に、私がオルカンを推す理由を紹介します。
この2本にたどり着く時点で100点
もし私がすでに家計管理が完了している方に、こんな質問をされたとしましょう。
- 新NISAはS&P500なんですが、オルカンの方がいいんでしょうか?
- 新NISAはオルカンなんですが、S&P500の方がいいんでしょうか?
私はどちらの質問にも迷うことなくこう答えるでしょう。
「いえ完璧です。そのまま続けましょう😊」
大切なのはどちらが正解ではなく『自分で選んだのか』なんです。
2本とも正解なんですから、自力でこの2本に着いた時点で100点なんですよ。
とはいえこれから投資を始める人には、ある程度判断材料が必要でしょうから、その辺りを解説します。
オルカン:全世界に分散投資で安心感
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称オルカンは、その名の通り全世界の株式に投資する投資信託です。
具体的には、日本を含む先進国、新興国、あらゆる地域の株式に投資し、地球全体の経済成長に期待するというものです。
「どこの国が成長するかわからないなら、全部買ってしまおう作戦」ですね。
なお、オルカンは投資初心者に人気の書籍『ほったらかし投資術』(山崎元・水瀬ケンイチ:共著)でも推奨されています。
S&P500:世界一の大国に投資
S&P500は世界一の経済、軍事大国であるアメリカの大企業500社に投資していますから成長性も分散効果もバッチしの素晴らしい投資先です。
まれに「アメリカへの集中投資がイヤだ」という理由で敬遠される人もいますが、さほど気にしなくてよいでしょう。
なぜなら、もしアメリカ以外の国が急成長したとしても、利益を得るのはアメリカの大企業だからです。
日本やインドが成長してイケイケになれば、iPhoneやWindowsのPCがAmazon経由で売れますよね。
オルカンが全世界の国と地域に投資するのなら、世界の経済に投資するのがS&P500と考えられるでしょう。
どうしても選べないのならオルカンがおすすめ
もしどうしても選べないのなら、私は「オルカン」を推します。
「えっ?解説はこれだけ?ほかに指標とかもっとあるだろ!」と思われましたか?
- 組入れ企業の割合
- 信託報酬
- 標準偏差
- シャープレシオ
- etc.
知識として知っておくことは素晴らしいですが正直、初心者にとっては雑学レベルなんですよ。
私たちのような一般市民が知っておくべきことは
「世界に広く分散された株式インデックスファンドは、上下を繰り返しながら長期的に右肩上がりが期待できる」だけでいいんです。
そして、私がS&P500ではなくオルカンを推す理由は余計なことを考える機会が減るからです。
いかにパニック売りを防ぐかが重要
つみたて投資で怖いのはパニック売りです。
もしS&P500のみに投資していて、アメリカのネガティブニュースが報道されたら「S&P500はダメかもしれない」などと思ってしまいますよね。
オルカンに投資していれば、どこの国でどんなニュースが報道されようが「私はオルカンに投資してるから」で心が落ち着くんですよ。
お金の損得ではなく安心を得るためのオルカン推しなのです。
まとめ
初心者さんにおすすめの投資信託
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)
・すでに投資を始めているなら、あなたが選んだ銘柄が100点満点!
・重要なのは「自分で選んだかどうか」、両方とも優れた投資信託!
・決められないならパニック売りを防ぐためオルカンをオススメ
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