楽天レバナスは他人に買わせてから買いましょう(笑)
『iFreeレバレッジ NASDAQ100(以下大和レバナス)』でFIREを目指している方の中には「楽天レバナスに乗り換えた方が良いかな?」と悩んでいる方も多い事でしょう。
私は既にサイドFIRE生活に突入しているので、レバナスは趣味の少額保有のみですが、限定されたリスクで大きく資産を増やせる可能性のあるレバナスは、投資経験者がFIREを目指す手段の一部としてアリだと思っています。
もちろん、あくまで投資額の一部だけですよぉ!!!特に初心者さんの全力レバナスなんてもっての外!NGです!
今回は大和レバナスと楽天レバナスについてを書いています。この記事を読むことで乗り換えるべきか否かの悩みが解決されますので、ぜひ参考にして下さい。
忙しい方の為に先に結論だけ書くと、「なにも慌てて買う必要は無いのでは?」です。
広告
『楽天レバナス』と『大和レバナス』どこが違うの?
楽天レバナス | 大和レバナス | |
---|---|---|
投資先 | NASDAQ100 | NASDAQ100 |
1日の値動き | 2倍 | 2倍 |
信託報酬 | 0.77% | 0.99% |
その他費用 | ? | 約0.14% |
販売証券会社 | 楽天証券 | 多数 |
為替ヘッジ | 有り | 有り |
還元サービス | ※0.004% | ※0.1485% |
※楽天レバナスは楽天証券の改悪で殆んどポイントは貰えなくなりました。大和レバナスは『松井証券』の「投信毎月ポイント・現金還元サービス」利用時で、松井証券ポイントでの還元率。
投資信託の信託報酬が一部還元される松井証券、口座開設ページはこちら
まずは2つのレバナスの違いを見て行きましょう。
為替ヘッジ有りでNASDAQ100の2倍の値動きをする所は同じですね、販売証券会社は大和レバナスが多くの証券会社で購入できる一方、楽天レバナスは楽天証券のみです。(販売開始後に増える可能性は有ります。)
大きな違いは保有コストと還元サービス
信託報酬は楽天レバナスが有利だが『その他費用』が・・・
信託報酬は後発の楽天レバナスに軍配が上がります、FIREを目指している方は長期保有が前提でしょうから約0.2%の差は大きいですね。
ただ、その他費用は運用が開始された後に運用報告書を見ないと分かりませんから、大和レバナスの約0.14%を大きく上回ってしまう可能性も有ります。
特に投資信託の設定直後はその他費用が高くなる場合が多いと言われますから、信託報酬だけを見て楽天レバナスに乗り換えるのは、やや早計でしょうか。
還元サービスは、大和レバナスが圧倒的に有利
投資信託は保有時に現金やポイントで還元を受けることが出来ます。現段階の制度では大和レバナスが一歩リードでしょうか。
ブログ主が一押しする松井証券が提供する、信託報酬の一部還元サービスを利用すると、大和レバナスは保有額の0.135%が現金還元(松井証券ポイントなら0.1485%)されます。(注:投資信託によって還元率は異なります。)
楽天レバナスの方は楽天証券のハッピープログラムで、10万円毎に楽天ポイント4PのCランクに分類されます、還元率は0.04%とチョット寂しいですね。
大和レバナスに対抗するためにキャンペーンをやってくる場合も有りますが、信託報酬で既に有利に立っているので期待薄でしょう・・・
広告
楽天レバナスをすぐに買う必要はありません。
楽天レバナスは信託報酬が大和レバナスより有利ですが、すぐに乗り換えるのは早計でしょう。
その他費用は未知数ですので、還元サービスと合わせるとコスト的に不利になってしまう可能性も有ります。
更に大和レバナスが何か手を打ってくるかもしれません、信託報酬の引き下げや、為替ヘッジ無しの新たなレバナスが新設されたら嬉しいですよね。
先に他の人に買ってもらって情報だけ貰おう。
投資信託はプレステ5とは違います、売り切れが有るわけではありません。(笑)
楽天レバナスの販売が始まれば多くの個人投資家が買いに向かうでしょう、そうなればいろいろな情報がネットに上がってきます。
大和レバナスからの乗り換えを検討するのはそれからでも遅くありません。少なくともその他経費が明らかになるまでは、現行の大和レバナスに投資するのがベターですね。
全力投資を考えている初心者さん、チョット甘いですよwww
広告