『レバナス』はレバレッジを使っているから危険なの?
私のチェックしているYouTube動画やブログで『iFreeレバレッジ NASDAQ100(通称レバナス)』が取り上げられている回数が増えてきています。
それだけレバナスに関する情報に需要が有るという事ですね「これでFIRE出来るんじゃ?」と検討中の方や「ちょっと遊びで買って見ようかな?」と迷っている方も多い事でしょう。
私も少額ですが保有しているのでレバナス投資に肯定的ですが、ネット上では「レバレッジは危険だからヤメトケ」という意見もあるみたいです。
今回はなぜレバナス論争が起きるていのかについて書いてみました、レバナスに投資するか迷っている方は是非参考にしてみて下さい。
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レバレッジには2種類ある
レバレッジとは自分の持っている資金以上の投資をすることで、大きな利益を狙える半面、大きな損失を抱えてしまう危険もありギャンブル性が高い投資法と言われています。
このレバレッジには大きく分けて2種類あり、破産する可能性があるレバレッジと破産することの無いレバレッジに分ける事ができます。
FIREを遠ざけるレバレッジ(FX・信用取引等)
破産の可能性があるレバレッジで最も有名なのはFXです、FX業者に証拠金を預けて、最大25倍の額を取引することが出来ます。(海外業者では100倍越えもザラですよ)
仮に証拠金100万円をFX業者に預けて1000万円分(レバレッジ10倍)の米ドルを買った後、20%下落したら・・・
米ドルの価値は800万円になり200万円の損失です。
FX業者に預けたのは100万円だけですから追加で100万円を支払う義務(追証)が発生します。支払うお金が無かったら破産ですよ。
※ロスカット取引が必ず成立するとは限りません、「ロスカットってなに?」と思った方はFXに手を出す前にググって下さい!
FXに大金を投じて追証をくらってしまったら、FIREどころか普通の生活を維持するのも難しくなります。
パチンコと同じようにギャンブルとして楽しむなら止めませんが、資産を増やしたい人はFXに手を出してはいけませんよ。
失敗しても破産はしないレバレッジ(レバナス等)
まず『iFreeレバレッジ NASDAQ100(通称レバナス)』とは
「日々の基準価額の値動きがナスダック100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度になることを目指す投資信託」です。
ナスダック100指数が5%上昇した場合、レバナスは10%上昇しますが、逆に5%下落した場合には10%の下落する事になります。
暴落した時の損失は甚大な物になりますが、レバナスという投資信託を買っているだけなので投資額以上の損失を被ることはありません。
投資初心者にレバレッジは勧められない
レバナスを否定する人の中にはレバレッジというだけでFXや信用取引と混同している人がいます。
レバナスを勧めるYouTube動画のコメント欄には「暴落したら破産するだろ!」なんてコメントも有りましたから・・・
ただ、私以上に投資に詳しい有名ユーチューバーの方にも反対する方が見受けられますね、有名な『両学長』も投資初心者向けのチャンネルだからという理由で、どちらかというと反対派のスタンスです。
おそらく「初心者は暴落時に耐えられない」という理由で反対されているのでしょう。
老後の為に投資を始める投資初心者が、レバナス積立なんかしてしまったら、暴落で叩き売ること間違い無しですからね(笑)
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残念ながら積立投資ではFIREできない(泣)
インデックス投資信託の積立だけで早期退職してFIREを達成するのは至難の業です。退職できるだけの資産がたまったとしても定年間近でしょう。
老後が安泰なら勝負するのもアリか
現在の状況が大企業のサラリーマンや公務員などで、仮にレバナス投資に失敗したとしても、定年まで働けば普通に老後が迎えられるならば、勝負するのも良いんじゃないでしょうか?
投資経験のある個人投資家が、一か八かで早期退職を目指すギャンブルをするのなら、破産の心配がないレバナスは有効な投資先です。
FXやワンルームマンション投資なんぞに手を出すよりは100万倍マシですよ。
『宝くじ枠』で遊ぶならレバナス投資もOK。
レバナスは失っても影響が少ない額で投資するなら問題ありません。
私は現在、サイドFIRE状態なので資産運用は安全第一なのですが、趣味の投資を楽しむための『宝くじ枠』でレバナスを少額保有しています。
投資する投資信託を一つに絞らなければならないなんてルールはありません。好奇心に任せての少額保有も有なんじゃないでしょうか、何事も経験ですからね。
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