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【楽天証券はやめたほうがいい?】倒産しても、投資信託は保護されますよ。

ラインの画像

「楽天証券は危ない、やめたほうがいい」は初心者さんの勘違いです。

楽天グループが楽天モバイル事業の為に発行した社債が、年利12%を越える高利回りだと、話題になりましたね。

社債の利回りは、企業の信頼を図るバロメーターでもありますから、キャッシングなみの利回りに驚かれた方も多いんじゃないでしょうか。

楽天G、携帯事業継続へ覚悟の「12%」社債
2022年11月25日
楽天グループが30日に発行するドル建て社債の利回りは10%超と、2019年に起債したドル建て債(3%台)を大きく上回る。携帯事業の基地局整備などに投じた費用は総額1兆円を超え、今後も投資が必要ななか、資金の調達先を多様化する狙いなどがあるようだ。(以下略)

引用:楽天G、携帯事業継続へ覚悟の「12%」社債: 日本経済新聞

少し前にはネットで『楽天証券が危ない』がトレンド入りしていましたので、この報道を見て不安な方も多い事でしょう。

そこで、今回は楽天証券の倒産が心配な方が、どのような行動をとるべきかを記事にしました。

結論を先に書くと

  • 預けている投資信託は保護されるから気にしないで過ごす。
  • NISA口座を移す必要も無い。
  • 他の証券会社の口座を作っておく。

私も投資信託の一部を楽天証券で運用しています。サイドFIRE生活での資産は文字通り命のお金ですから、徹底的に調べました。

ただ怖がっているだけでは、不安が増すばかりです。この記事を読んで、不安を払拭するための行動を起こしていきしょう。

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実は銀行より安全な証券会社

先に皆さんが最も気になっているであろう事を書いておきます。

万が一、証券会社が倒産しても

預けている現金や投資信託、株式は保護されます。

むしろ証券会社に資産を預けておいた方が、銀行よりも手厚い制度で守られているんですよね。

銀行が倒産した場合にペイオフ制度で預金が保護されることは、ご存じの方が多いと思いますが、ここで銀行や証券会社に預けたお金が、どのように管理されるか見て行きましょう。

預金は銀行の資産に含まれる。

銀行預金の管理。

銀行が倒産してしまえば、預金が返ってこない事も有ります。

銀行は顧客から預かった預金を、カーローンや事業融資等で貸し出して利息を受取り、お金を稼いでいます。

実質、私達からお金を借りて、金貸し業を営んでいるのと同じですから、もし銀行が破産すれば、銀行に貸したお金(預金)は無くなってしまいます。

しかし、そんな事になったら預金している私達の生活が破綻してしまうので、ペイオフという制度で、1千万円まで保護される制度が有るんですね。

投資信託を保管しているのは証券会社じゃない。

証券会社の資産管理。

証券会社が倒産しても、私達の資産には無関係です。

銀行とは異なり、私達が積み立てた資産は、証券会社の資産とは分けて、分別管理する事が法律で義務付けられています。

そのため、実際に私達の資産を保管しているのは、証券会社ではなく管理を依頼された信託銀行です。

証券会社が倒産した所で、私達の資産には何の影響もありません。

証券会社は、売買注文や入出金を信託銀行に伝える、仲介業者なんですよ。

楽天証券のHPで分別管理の状況が公開されています、気になる方はチェックしてみて下さい。⇒(分別管理の状況 | 開示情報 | 楽天証券

過去には法律違反の証券会社も

過去には証券会社が法律を守っていなかった、超レアケースもありましたが、雑学程度に知っていれば十分です。

私達は「分別管理されているから安心」と考えていれば問題ないでしょうね。

参考で過去の新聞記事を載せておきます。

金融庁、丸大証券の登録取り消し 顧客資産を不正流
2012年3月13日
証券取引等監視委員会は13日、丸大証券(東京・中央、井上雅照社長)が顧客からの預かり金を不正に流用していたことがわかったとして、金融商品取引法違反で金融庁に行政処分を勧告した。これを受け、金融庁は同日、丸大証券の証券会社としての登録を取り消すとともに、顧客資産を適切に返還するよう命じた。(以下略)

引用:金融庁、丸大証券の登録取り消し 顧客資産を不正流用: 日本経済新聞

なお、このような事態に備えて、日本投資者保護基金から1千万円を限度に保証される制度があります。
全ての資産が保護されるわけではありませんが、投資初心者さんの買っている資産ならほぼ大丈夫でしょう。保護されるか否かは↓↓↓の画像を参考にして下さい。

保護される資産と保護されない資産

出典:投資者保護とは | 日本投資者保護基金

倒産しても別の証券会社を使うだけ。

証券会社が倒産しても、別の証券会社を使うだけ。

仲介業者が変わるだけ、心配いりません。

私達の投資信託は信託銀行で安全に保管されていますが、証券会社を通さなければ、売買注文や入出金指示を出す事が出来ません。

そのため、使っていた証券会社が倒産すれば、別の証券会社を利用することになります。

新たな証券会社を設定するのは一手間でしょうが、考えようによっては、仮に楽天証券が倒産したとしても、私達が被る実害は『余計な手間が増える』くらいでしょうね。

証券会社の倒産に備える準備は必要

とはいえ、真偽はともかく「〇〇証券の経営が危ない」のマスコミ報道が流れると、HPにアクセスが殺到しログイン不可、ネット版の取り付け騒ぎを引き起こす可能性があります。

そもそも、何もなくとも、システム不具合があれば資産を引き出す事が出来なくなりますよね。

日々の生活費を、投資信託の一部売却や高配当株からの配当金で賄っている方は、生活を破綻させないための備えが必要でしょう。

十分な生活防衛資金を確保しておく

まず、証券会社の資産に手を付けずとも、生活できる現金預金を持っておくのは必須と言えます。

これは証券会社の倒産に対する備えだけではなく、失業やケガなどで、収入が無くなってしまった場合への備えも兼ねていますから、最低でも半年程度は無収入で生活できる程度の額が欲しい所ですね。

今から複数の証券口座を作っておく

証券会社が倒産した場合は、別の証券会社に移管して資産運用を続けることになりますが、他に証券口座を持っていない場合、新たな証券口座を作らないといけません。

しかし、証券会社が倒産した直後は、口座開設の申し込みが殺到して、開設までに時間が掛かる事が予想されます。

そうなれば、長期間に渡り出金できない事態に成りかねません。

今の内から口座を作って準備して、備えておくことが大切です。おススメの証券会社の公式HPリンクを貼っておきます↓↓↓

SBI証券:楽天証券と双璧、日本一有名なネット証券
SBI証券[旧イー・トレード証券]

松井証券実は100年を超える歴史がある老舗の証券会社松井証券

マネックス証券:SBI証券、楽天証券につぐ有名証券会社
マネックス証券

auカブコム証券:あのカブドットコム証券の流れをくむ証券会社auカブコム証券

絶対にやってはいけない事

とはいえ、安心と分かっていても、自分の大切な資産を預けている証券会社が、倒産するかもしれない情報を聞くと不安でしょう。

何か対策したくなる気持ちは分かりますが、以下の二つは絶対にやってはいけません。対策どころか逆効果になります。

  • 情報を自ら検索する。
  • NISA口座を移動する。
情報は、見ない聞かない調べない!

ネガティブな情報は知らない方が良い

ネガティブ情報を探しても、ロクなことになりません。

「証券会社の経営が危ないらしい」なんて情報は、普通に生活していれば入ってきません。

あなたがこのブログに到達したのも『楽天証券 やめたほうがいい』等で検索したからではありませんか?

不安に成ればなるほど、新たな情報を集めたくなるものですが、ググった所で、情報の殆んどは、面白おかしく発信されたネガティブ情報です。

楽天証券が倒産すれば、新聞の一面やワイドショーが頼まれもしないのに大きく報道しますから、わざわざ自ら情報を取りに行く必要はないんです。

ネガティブな情報ばかりに触れていると、不安が増すばかりで、全く関係のない情報まで、重大事項の様に感じてきます。そんな生活楽しくありませんよ。

資産運用の情報収集は、お気に入りのHPをブックマーク登録しておけば十分でしょう。

という訳で、このページのお気に入り登録お願いします!
(o*。_。)oペコッ

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別の証券会社に乗り換えてはダメ!

「楽天証券が危ないなら、別の証券会社に移そう」と検討している人もおられるでしょう。

しかし、投資信託を移管するのは手間のかかる手続きが必要ですし、手数料が必要な場合も有ります。

一旦売却して、再買付することも出来ますが、利益が出ていれば税金を取られてしまいます。

更に、NISA口座を別の証券会社へ移すのは最悪です。

NISAの資産を売却してしまうと貴重な非課税枠を捨てることになりますし、売却しない場合は楽天証券で運用を続けることになります。

楽天証券の倒産が怖いから口座を移すのに、楽天証券で運用を続けるのはおかしいでしょ?

そもそも、移動先の証券会社が楽天証券より安全だとなぜ分かるんですか?

他の証券口座はあくまで、万が一に備えた予備口座として利用しましょう。

まとめ:楽天証券の倒産なんか怖くない。

『楽天証券が危ない』がネット検索のトレンド入りした事で、不安に感じている方も多いでしょうが心配無用です。

それは証券会社に預けた投資信託は銀行預金以上に手厚く保護されるからです。

  • 銀行預金:ペイオフで保護は1千万円まで。
  • 証券会社:分別管理されているので全部保護

更に楽天証券のネガティブな情報に触れたからといって、あわてて資産の全てを別の証券会社に移したり、NISA口座を移動するのは悪手です。

そもそも移した先の証券会社が楽天証券より安全な証券会社とは限らないですよね。

口座開設数がトップクラスの楽天証券以上に信用できる証券会社なんて、なかなかありません。

ただ、証券会社が倒産すれば、取引再開まで時間が掛かりますから、それに備えた準備は必要です。

  • 十分な生活防衛資金を銀行預金に入れておく。
  • 他の証券会社に口座を作っておく。

証券口座を先に作っておけば、倒産後に慌てて証券口座を作るよりも、早く取引を再開できます。

口座開設は無料でできますので、今の内から準備しておきましょう。

『楽天証券が危ない』などタダのデマです。万が一に対する備えをした後は、気にせず日々の生活を楽しみましょう。

他にも勘違いをしていませんか?

「楽天証券が倒産?」は勘違いでしたが、他にも勘違いしたまま資産運用をしていませんか?

例えば「株価は上がった方が良い」は勘違いですよ。詳しくは↓↓↓の記事で。
www.katsurao.info

楽天証券と合わせて持つのにおススメの証券口座

SBI証券:楽天証券と並ぶネット証券の双璧!
SBI証券[旧イー・トレード証券]

松井証券実は100年を超える歴史がある老舗の証券会社松井証券

マネックス証券:SBI証券、楽天証券に次ぐ有名証券会社
マネックス証券

auカブコム証券:あのカブドットコム証券の流れをくむ証券会社auカブコム証券

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