2024年もあとわずか、今年分の新NISA枠が余っているから使ってしまいたい。
こんな方もいることでしょう。
本来なら投資判断は『新NISAを使い切るため』ではなく『必要な投資か』で判断すべきですが、需要がある情報だと思いますのであえて投稿します。
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12月に買い付けても1月分として扱われる場合も
証券会社の営業日は12月30日までですが、その日に注文を出しても翌1月分の取引になりますので、来年分の非課税枠が消費されます。
なぜなら新NISAの非課税枠の360万円は受け渡し日で判断されるため、12月に注文を出しても受け渡し日が1月なら1月に投資したとみなされるからです。
では何日までならいいのか。
それは『投資信託により異なります』
有名投資信託の注文期限
先に結論をまとめておきましょう。
この日の注文受付時間内に買付注文を出せば、2024年分の新NISA枠になります。
- 12月23日(月):eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 12月24日(火):eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)
- 12月24日(火):楽天SCHD(おすすめはしませんが…)
- 現地約定日 12月24日(火):米国株式・米国ETF
詳細の解説の前に:なんで今日まで買ってなかったんですか?
さて、なぜ上記の日付になるかの解説の前に大切なことを記載しときましょう。
この記事を読むまで新NISAの枠を余らせていた理由は何ですか?
- 損するのが怖かった
- 株高で買い時じゃないと思った
- etc.
などの理由があったと思いますが、その理由は12月になったからと言って解消されませんよね?
買い時じゃないと思ったから買わなかった人も、新NISAの残り枠と株価は何の関係もありません。
買い付ける目的がただ新NISAを埋めるためでしたら、その投資は自重するべきでしょう。
新NISAの非課税枠は一生涯で1,800万円は変わりませんし、1年やそこら投資が遅れたところで超長期の投資期間で考えれば誤差です。
投資において慌てて決断するとろくなことになりません。
本当にあなたにとって必要な投資なのかを熟考してから買付を実行して下さい。
最終買付日はどこを見れば分かるの?
SBI証券のケース
さて、買付を検討している方は自力で調べてみましょう。
下の画像はSBI証券『2024年NISA口座のお取引スケジュールのご案内』のスクショです。
出典:SBI証券
重要な箇所にマークしました。
画像の上段に『約定日がご注文日の翌営業日』と記載されていますが、わけがわかりませんね🤣
そこで、まずやるべきは投資信託の約定日と受渡日を知ることです。
↑↑↑毎度おなじみSBI証券の投資信託ページです。
このページを少し下にスクロールして移動すると↓↓↓
緑マーカーの約定日と受渡日が確認できます。
・約定日:ご注文日の翌営業日
・受渡日:約定日から4営業日後
このように書かれていますね。先ほどの画像に当てはめると
注文日が12月23日と分かります。
楽天証券と記載方法が違う
一方、楽天証券のサイトでは書き方が違います。
約定日や受渡日ではなく『申込受付日から起算して〇営業日目に受渡の場合』と記載されています。
同じオルカンの投資信託のページには6営業日目とありますからこちらも同じ12月23日に注文を出せばよいと分かるわけです。
必ず自身で買付日の確認を
なお、記事冒頭で紹介した投資信託の最終注文日を記載しましたが、それを信用せず必ず自力で最終注文日をチェックしてください。
投資は全てにおいて自己責任なのですから。
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