持株会で将来に備えるのは危険すぎます。投資信託の積立を始めましょう。
新社会人の皆さん、弱肉強食の社会へようこそwww
前回記事は「持株会より自分で株式投資をやりましょう」という内容でしたが、あなたが株式投資に興味が有るのではなく、万が一の時の為のお金を貯めておきたいだけなら、「持株会より投資信託の積立投資を始めましょう」とアドバイスさせていただきます。
今後、会社の業績が上がるとは限りませんし、倒産だってありえます。更に上司ガチャで老害とか、無能な働き者とかを引いてしまったら悲惨ですよ。
給料は下がり、株価も下がり、モチベーションも上がらない・・・
そんな時に備えるためのお金が、その会社の株式なんてあり得ないでしょwww
とうわけで、今回は投資信託の積立投資を勧める記事です。
この記事を読んで、一つの会社に依存しない人生をスタートさせましょう。
毎月1万円の投資信託を買いしましょう。
結論から先に言うと、
持株会よりネット証券に口座を作って、毎月1万円ずつ投資信託を買って下さい。
今、「1万円なんて無理!」と思ったそこのあなた。正確な自分の給料がいくらなのか分かっていますか?
まさか、月給が予想より1万円少なかったら、生活できないんなんて事はないでしょ?最初から貰う給料が1万円少ないと思えば生活に影響はありません、手取り分だけで思いっきり遊んでください。
有名な投資書籍『バビロン大富豪の教え』でも、「収入の10%を貯蓄せよ!」と書かれています、10%でなくても1万円なら、いけそうな気がしますよね?
『バビロン大富豪の教え』が電子書籍で読めます。
『書籍は絶対に紙!』という方は↓↓↓
投資信託とは投資の詰め合わせパック
「そもそも投資信託って何?」という人も多いでしょうが、簡単に言うと、株の詰め合わせパックみたいなものです。
一つの企業に集中投資してしまうと、倒産した時に投資した全てのお金を失ってしまいますよね。更に持株会の場合だと、同時に失業です!!!www
そうならないように、投資先は複数の会社に分けて分散したほうが良いんですが、一般市民に沢山の企業の株を買えるような大金を準備する事は出来ませんよね。
そこで、投資会社が少額ずつ資金を集め、まとめて複数の株に分散投資する事で、我々のような一般市民でも間接的に、分散投資する事が出来るんです。
日本には約6,000種類もの投資信託が有り、投資先は株式だけでなく、国債・社債・不動産・ゴールド等など様々なので、どれに投資するかが重要になってきます。
中には手数料が高いだけの、ダメダメ投資信託も有るので、慎重に選ぶ必要が有るのですが、コツが分かってくれば簡単に選別できるようになるので心配いりません。
ダメな投資信託を選ばない為に、こんな記事も書いています。↓↓↓www.katsurao.info
なお、ブログ主が買っている投資信託の一つ『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』は投資会社を通じて、アメリカのS&P500指数に分散投資していますので、仮に1社が倒産したとしても、大した影響を受けずに済みます。
注:『S&P500指数』とは、アメリカの大企業500社の株価を元に計算された指数で、日本の日経平均株価みたいな物。
米国の株価は右肩上がりが基本
「でも、株価が下がれば、お金が減るんでしょ?」と思っている方は下のチャートを見て下さい。
S&P500は短期的に下落する事もありますが基本的に右肩上がりで、平均すると過去30年は年平均9%で上昇してきました。
仮に今後、利回りを少し低く見積もって、年5%で上昇した場合、毎月1万円の積立て投資を続けたら、どのくらいの金額になるでしょうか。
後半になるほど運用収益の上昇率が凄まじいですよね。これは複利効果によるものです。
複利こそ積立投資最高の魅力
複利とは投資した元本だけでなく、運用で得た利益も再投資に回す事です。反対に利益を再投資しない場合を単利と言います。
上のグラフは複利運用で約830万円ですが、仮に同じ条件で単利運用すると約630万円にしかなりません。
複利運用は利益から新しい利益がどんどん生み出されるので、投資の後半ほど、その威力が発揮されますから、長期の積立投資と相性抜群なんですよ。
下落があるから大きな利益が出る
良い事ばかり書きましたが、残念ながら、アメリカ株が9%で成長するというのは、あくまで過去の平均的な数値であって、これからの長い積立期間の間、確実に暴落と言われる状況に遭遇する事になるでしょう。
しかし、その下落したところでも積立投資を継続する事で、大きな利益を上げる事が出来るんですよ。
最も少ないのは2008年に売却した場合でも127%です。リーマンショックという歴史に残る大暴落が有った年ですが、それでも27%の増加ですよ。
つまり、1960年以降、米国株の積立投資を20年継続できたなら、最悪のタイミングで売却しても、27%もの利益を上げる事が出来たんです。
ちなみに、グラフは20年ですが、16年以上継続で、全てプラスになりました。
更に2000年付近の500%は、1987年のブラックマンデーという大暴落の中で安く買えた投資信託が、その後の株価上昇で大きな利益を産んでくれたからです。
暴落を経験する程、大きな利益を上げられるのも積立投資の大きなメリットなんですよ。
こんな記事も書いています↓↓↓www.katsurao.info
おススメの投資信託は米国株と全世界株
しかし、「20年、積立投資を続けて下さい」と言われても、「どの投資信託を買えば良いの?」ですよね。そこでブログ主がおススメする投資信託を2つ紹介しましょう。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
どちらも格安手数料で有名な投資信託です。アメリカか全世界のどちらに投資するかの違いですが、迷ったら半分ずつ買うのもOKですよ。
日本政府も後押しする制度を作ってくれています。
なお、日本政府も積立投資を後押ししてくれています。『つみたてNISA』という言葉を聞いたことが有りますよね。
本来、株式投資で儲けた利益には税金が掛かるのですが、『つみたてNISA』を利用すると、税金を支払わなくて済むという、とってもお得な制度です。
『つみたてNISA』口座は1人1口座しか持つ事が出来ませんから、SBI証券等の大手ネット証券に開設する事をおススメします。
『つみたてNISA』を簡単に説明すると
- 投資額は年間40万円まで
- 積立投資のみ利用可
- 非課税期間は最長20年間
- いつでも売却可能
普段、税金をたくさん取ることを考えている政府の偉い人が、税金を減らしてくれるという事は、「どんどん投資をして下さいね」という国のメッセージです。
ありがたく利用させてもらいましょう。
『つみたてNISA』の口座は大手の証券会社で作って下さいね。
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まとめ:持株会より投資信託の積立を
将来の為にお金お貯めるなら、持株会よりも投資信託の積立投資が断然おススメです。
特にアメリカの株式指数『S&P500指数』の投資信託なら、分散投資になるうえ、超長期で積立投資を続ければ、高い確率で利益を上げる事が出来るでしょう。
さらに『つみたてNISA』の制度を使えば、運用益に税金を支払う必要が無くなるので、積極的に利用しましょう。
『つみたてNISA』の詳細については、各証券会社のHPの解説で確認してください。
未来の株価は誰にもわかりません、20年継続すれば利益を上げられることも、しょせんは過去のデータです。
しかし、過去数十年に渡って有効な投資手段と、素人が適当に考えた自己流投資と比べたら、やっぱり過去の実績ですよ!!!
こつこつと貯金するだけで良いなんて考えは昭和の遺物です。新社会人に成ったのを期に投資信託の長期積立を始めてみましょう。
投資信託を銀行の窓口で買っちゃいけません。www.katsurao.info
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