自力で優良高配当株を見つけられますか?定期売却サービスなら、難しい銘柄選びは不要。
私はインデックス投資でサイドFIRE生活を手に入れましたが、配当金目当ての投資も魅力的ですよね。
有名ユーチューバーさんの『リベ大の両学長』も高配当株を推奨していますが、実際に投資初心者が高配当株投資を上手くいかせるのは難しいものです。
そこで、今回は『定期売却』という簡単な投資方法を紹介します。投資初心者にこそ参考になる内容ですので、ぜひ読んでみてください。
この記事を読んでもらえれば、以下の事が分かります。
- 有名人を崇拝して株を買ってはいけない。
- 真似して買ったら、悲惨な事になります。
- 投資を始めたばかりなら、配当金はむしろ邪魔。
- 投資信託の一部売却で疑似的に高配当株投資ができる。
自力で高配当株投資をしていない人がほとんど。
高配当株投資に最も重要なのは銘柄選びです。
配当利回りランキングを上から順に買付けるのでは、配当利回りだけが高い、通称『罠銘柄』をつかまされてしまいますから、証券会社でチェックできる様々な情報を確認して、銘柄を選ばなければなりません。
しかも、一社や二社に集中投資ではリスクが高くなってしまいますから、最低50銘柄くらいは買いたいところですね。
米国株式の場合なら、HDVやSPYD・VYM等の高配当株ETFを利用できますが、どのETFを選ぶべきか、複数銘柄に投資した方が良いのか、その割合は・・・等など、悩みの種は少なくありません。
そう、銘柄選びには物凄い手間と根気が必要なんです。
有名人の保有銘柄を真似している。
銘柄の選別は結構な手間です。
正直な話、保有銘柄を公開している有名インフルエンサーを完コピすれば、外れを引く可能性は低いです。
ただ、あくまで買う時の話であって、ずっと正解という訳ではありません。
買付後に、減配、不祥事発覚等、長期を見据えた高配当株にふさわしくない銘柄になってしまった場合、それを切り捨てる判断が出来るのでしょうか?
崇拝しているインフルエンサーさんが、わざわざ売却するタイミングを教えてくれるとは限らないんですよ。
高配当株が多いと管理できない。
高配当株は切り捨てるタイミングも重要です。
タイミングを見極める為に、情報収集、データを検証をしなければならないのですが、その為にどれだけの時間を使えますか?
銘柄検証が楽しいのならば、素晴らしい趣味と言えるのですが、大抵の方は面倒くさいと感じるでしょう。
更に、検証の結果、全ての銘柄が優良であったとしても、一つの銘柄が急上昇してしまったら、資産割合のバランスが崩れてしまいます。そんな時どうしますか?
失礼ながら、殆んどの初心者さんが「高配当株投資をやっている気になっているだけ」なのではないでしょうか。
ベテラン投資家は初心者の気持ちは分かり難い
自分のポートフォリオを公開している有名インフルエンサーは沢山います。頻繁に情報を更新してくれる人もいるでしょう。
しかし、投資に詳しいがゆえに投資初心者の考えが分かり難い所も多いです。
彼ら彼女らが言う「高配当株投資は誰にでもできる」は、「勉強すれば出来るようになる」という意味であって、「勉強もせず、手間もかけずに簡単に出来る」という意味ではないのです。
赤の他人に頼り切ってはいけない。
有名インフルエンサーの多くは営利目的でYouTubeチャンネルやブログを運営しています。
もちろん趣味の部分もあるでしょうが、お金儲けがメインである事に変わりはないでしょう。
そうなると注目されることが最優先になりますから、必然的に投稿される話題は、新たな優良銘柄や一気に暴落した注目銘柄に集中します。
少しずつ業績が悪化して、誰にも注目されないままに、配当金が減っていく小さい銘柄の情報を、いつまでも提供し続けてくれるほど、物好きではありません。
当然、そのような銘柄は売却すべきなのですが、他人のポートフォリオを完コピした人にそんな判断はできませんよね。
勝手に有名インフルエンサーを崇拝したところで、いつでも助けてくれる訳は無いんです。
投資信託の一部売却で実質『高配当株投資』
さて、他人のポートフォリオを完コピしても投資はできない、かといって、ちゃんとした高配当株投資をやるには十分な勉強時間と経験が必要です。
これでは投資をすること自体が難しいですが、私は高配当株投資の代わりとして、投資信託の一部売却をおススメしています。
まず、理想的な高配当株投資は
- 銘柄選定の手間が掛からない。
- 自動で資産配分の調節をしてくれる。
- 優良銘柄でなくなった株は売却してくれる。
だと思いますが、そんな都合の良い事をしてくれるのが、投資信託と楽天証券の定期売却サービスと組み合わせです。
これで疑似的に高配当株投資が可能なのです。
配当金である必要はない。
高配当株投資の主目的は、日々の生活を豊かにするため、生活口座に現金が振り込まれることですよね。
それならば、その原資が配当金である必要はありません。保有している投資信託を一部売却すれば同じでしょう。
投資信託の積み立てを行い、目標額に到達したら、楽天証券の定期売却サービスを利用して現金化すれば、実質的に『銘柄選びが必要ない高配当株投資』が出来ることになります。
楽天証券の定期売却サービスは、HP内のサイト内検索欄に『定期売却』と打ち込んで🔎ボタンを押せば、詳細を確認できます。(令和4年11月時点で定期売却サービス『定率』を提供しているのは楽天証券のみ)
↓↓↓の画像をクリックすると公式HPへ移動します。
高配当株より資産効率が良い
投資信託の一部売却は配当金を受け取るのと比べ、幾つかのメリットが有ります。
最大のメリットが、資産を効率よく運用できることです。
高配当株からは配当金を受け取りますが、これは、穴の開いたバケツで水をためている様なものですよ。
投資を始めたばかりの頃の配当金なんて、下手すれば100円以下ですから、お小遣いにもなりません。資産を増やすうえでは邪魔でしかないんです。
そんな小銭を受け取るよりも、資産が増えた方が良いですよね。
優良投資信託なら配当金(分配金)は出ませんから、目標額に到達するまでの期間、投資資金を効率よく資産形成に回すことが出来ます。
そして、目標額に達したら毎月0.3%の売却を設定。
これで年利3.6%の仮想高配当株ファンドの出来上がりですね。
税金も圧倒的に有利
配当金は受取額の全額に課税されますが、一部売却なら売買益に対してのみ課税されるので、お得です。
もしも、配当金を貰った後に再投資をしている方がいたら、国にお金を寄付している様なものですね。
初心者さんに重要な精神的なメリット。
必ず決まった額(割合)で受取り。
株式からの配当金額は変動しますが、投資信託の売却額(率)は、自分で設定します。
収入を予測しやすいのは大きなメリットです。
受取る配当額を正確に把握できることは、日々の生活に安心をもたらしてくれるでしょう。
個別銘柄の管理が不要
銘柄選定、配分調整、優良銘柄でなくなった場合の売却等は自動でやってくれます。
例えばS&P500銘柄であったとしても、業績が悪化すれば、S&P500 から除外されます。「知らない間にゴミ銘柄を持っていた」、なんて事はありません。
配当金が無い時期は、節約でカバー。
高配当株は、ポートフォリオ構築中でも配当金を受取れますが、投資信託は、目標金額に到達した後に、売却設定をするので、途中はお小遣いを受取れません。
しかし、投資を始めたばかりの初心者さんなら、投資額もさほど多くないでしょう。ちょっと多めに、投資額100万円としても、配当金は月3千円程度です。
本当に、月3千円の配当金でお小遣いが欲しいなら、節約を頑張って下さい。
毎日100円節約すれば良いんです。スタバコーヒーをコンビニコーヒーや水筒にすれば良いんです。
もし、キャリアスマホから格安スマホに変えれば、毎月5千円の節約だって簡単ですよ。
本当に日々のお小遣いが欲しいなら、投資より節約を頑張りましょう。節約は非課税なんですから!
毎月定率で売却が出来る楽天証券
令和4年11月時点で、一部売却サービスを定率と定額で利用できる大手ネット証券は楽天証券のみです。(SBI証券は定額売却のみ可&NISA口座は非対応)
投資先はS&P500や全世界株のインデックス投資信託が王道ですが、高配当銘柄に拘るなら『楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(信託報酬0.192%)』、SBI証券なら『SBI・V・米国高配当株式(0.1238%)』が選択肢に入るでしょう。
これらは米国の高配当株ETF『VYM』に投資する投資信託ですが、分配金の支払いはないので、無駄な税金を払う事もありません。
信託報酬が優良インデックス投資信託より、少し高いですが、十分割安と言って良い保有コストです。
定期売却サービスの詳細を確認できるページは、楽天証券のトップページ上部に有る、「サイト内検索」で定期売却と入力して検索するのが一番の近道です。
まとめ:投資初心者さんは高配当株より、定期売却がおすすめ
投資初心者さんが個別株や米国ETFで高配当株投資を行うのは、かなりの手間と知識と経験が必要になります。
もし、途中で挫折して、有名インフルエンサーのポートフォリオを完コピしてしまうと、「気付いたらゴミ銘柄を保有していた」なんて事に成りかねません。
しかし、楽天証券又はSBI証券(定額のみ)で提供されている、投資信託の定期売却サービスを利用すれば、定期的に現金が受取れます。
これで疑似的に高配当株投資に近いことが出来ますよ。
更に投資信託の定期売却には以下の様なメリットが有りますので、投資初心者さんに向いています。
- 個別銘柄を自分で選ぶ必要が無い。
- 自動で資産配分の調節をしてくれる。
- 不要となった銘柄の売却判断をしなくて良い。
- 分配金が無いので資産形成が効率的にできる。
- 税金が安く済む。
特に高配当株にこだわりが無いのなら、投資信託の定期売却サービスを利用されてはいかがでしょう。
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