つみたて投資、止めるのやめましょう!

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リスクの低い資産として個人向け国債が銀行預金より優れている理由を4つ紹介。

元本棄損リスクに備えるなら、銀行預金より個人向け国債を

つみたて投資の基本はインデックスファンドですが、使う時期が決まっている支出については、元本保証の資産で保有しておくのが良いでしょう。

例えば子供の大学資金をインデックスファンドで保有していて、受験前日に株価大暴落に遭遇してしまうと悲惨ですよね。

元本保証と聞いて真っ先に思い付くのは銀行預金でしょうが、私は元本保証の資産として、銀行預金ではなく個人向け国債を推しています。

今回の記事では個人向け国債が銀行預金よりも優れていると感じる点や、インデックスファンドと組み合わせた有効な使い方を紹介しています

未来有望な子供さんが「家計を気にして、好きな進路を選べない」などという悲惨な状況に成らないために、ぜひ最後まで読んで下さい。

そもそも『個人向け国債』って何?

SBI証券の個人向け国債

出典:SBI証券公式HP

個人向け国債とは、一般投資家が証券会社や銀行で簡単に買える日本国債で、10年(変動金利)、5年(固定金利)、3年(固定金利)の3種類があり、最低利率0.05%が保証されています。

発行後1年経過すれば、手数料(直近2回分の受取利息)を払う事で、途中換金可能ですよ。

ココがダメだよ銀行預金

銀行預金は普段の生活に欠かせないものですが、以下の4つの理由から、長期保有する資金を貯めておくには不向きな口座といえるでしょう。

①・簡単に引き出せてしまう。

銀行預金には、キャッシュカードで簡単に引き出せてしまうという、最大の欠点があります。

生活の為の口座なら、大きな利点なのですが、近い将来に確実に使うと決まっているお金の場合は、引き出すのに手間が掛かる方が良いんです。

それは、衝動的な引き出しを防ぐ「心の壁」になってくれるからです。

普段の生活の中には、お金の誘惑があふれています。日々のちょっとした贅沢や、良さそうな金融商品の情報などですね。

しかし、個人向け国債なら、買付から1年待たないと、途中換金できませんし、手数料(直近の受取利息2回分)も発生しますし、さらに証券会社のHPにログインしての売却操作も一手間です。

これらが「心の壁」となって、無駄な引き出しを防いでくれるでしょう。

②・「投資をしていないお金」という感覚になる。

使い道が確定しているお金とはいえ、「投資をしていないお金」という感覚は付きまといます。

順調に上昇するS&P500やオルカンを見てしまうと、投資信託に乗り換えたくなる誘惑に駆られるかもしれません。

しかし、個人向け国債なら、「数ある金融商品から、敢えて個人向け国債を選んで投資をしている」という気分になれます。

この気持ちが、目先の利益に釣られてリスク資産に乗り換えたくなる誘惑を防いでくれる事でしょう。

③・資産が増えた場合にペイオフ対策が必要

ペイオフ対象は1000万円までですから、資産が増えると、銀行の倒産に備えて、口座を分ける必要が出てきます。しかし、そうすると資産額の把握が面倒になってしまいますね。

個人向け国債なら、買付けた銀行が倒産しても保有額にかかわらず資産は守られます。

④・個人向け国債ならキャンペーンで現金が貰える。

あくまでオマケですが、一部の証券会社や銀行では個人向け国債の買付時に現金を貰えるキャンペーンをやっています。

ネット証券だとSBI証券が『10年・500万円で5000円』等ですので、そこそこ魅力的なキャンペーンです。

店舗型の銀行や証券会社もやっている所が有りますが、途中換金が可能な時期になると、怒涛の営業攻勢が来そうですねw

個人向け国債はSBI証券で『口座開設ページ』は↓↓↓から。
SBI証券[旧イー・トレード証券]

インデックス投資と個人向け国債を使い分けましょう。

主に子供の教育資金など、未来の決められた時期に必ず必要になる支出が有ります。

そのような資金は可能な限り元本棄損リスクのない個人向け国債で保有したいですね。

仮に15年で540万円を貯める計画を立てたとしましょう。

元本保証資産だけで達成するとなると、毎月3万円の積立てが必要です。
『3万円×12ヶ月×15年=540万円』

可愛い我が子の為なら、毎月3万円の貯蓄も苦にならないでしょうが、できればS&P500 等に投資して効率よく目標を達成したい所ですね。

そこで、利回りを少し控えめの、年3%で資産運用した場合はどうなるでしょうか。

毎月3万円を年利3%で積立て

毎月3万円を年利3%で積立てた場合 (資産運用シミュレーション : 金融庁)

年3%は決して、高い利回りではありませんが、それでも13年ほどで達成できそうですね。

目標額に到達した所で、使うまでに1年以上あるなら、投資信託から個人向け国債に変えてしまいましょう。
※:1年間は換金できないので注意

もちろん株式投資ですから、順調に増えるとは限りません、途中で暴落に遭遇し含み損を抱えてしまう可能性もあります。

しかし、ググって見ると「S&P500の積立を15年間継続した場合は、マイナスになった期間は無い」というデータも有りました。

S&P500に積立投資した場合S&P500のインデックス投資信託で積立投資を継続し、目標額に到達したら、個人向け国債を買う。

そこから先の資産運用はその時考える、こんな使い方が出来るんじゃないでしょうか。

まとめ

今回の記事では個人向け国債の利点や、インデックスファンドと組み合わせた使い方を紹介しました。

預金と比べて個人向け国債の利点は

  1. 簡単に引き出せないので、衝動引き出しを防げる。
  2. 「私は投資している」という感覚になる。
  3. 資産が増えた場合でもペイオフ対策が不要。
  4. キャンペーンで現金が貰える。

個人向け国債の有効な使い方は

  1. 未来に必ず必要になる資金を減らさないように保有。
  2. インデックス投資で目標額に到達したら、乗り換える。

「元本保証の資産は銀行預金だけ」、というイメージが有るかもしれませんが、使い道の決まっている資金の置き場所としては不向きです。

個人向け国債で保有する事で、予定外に引き出すことを防ぐことが出来ますので、ぜひ資産の一部に組み込んでみて下さい。

個人向け国債はSBI証券で『口座開設ページ』は↓↓↓から。
SBI証券[旧イー・トレード証券]

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