つみたて投資、止めるのやめましょう!

サイドFIRE生活中のブログ主『よしきよ』が、「積み立て投資が最強!」と感じる情報をひたすら発信中!

【比較グラフあり】、実は『分散投資』より『一括投資』の方が儲かるんです。

大金をインデックスファンドに投資するなら、分散投資より一括投資の方が儲かります。しかし・・・

インデックスファンドに投資するとなると、毎月つみたて投資が思い付くでしょう。

給料から少しずつ投資すれば、ドルコスト平均法で暴落のリスクが抑えられ、右肩上がりの世界経済に便乗して、利益を上げられる可能性が高いですからね。

しかし、退職や相続などで、手元に大金が有る場合や、両親から資産運用の相談をされた時等は、投資方法に迷われる方が多いようです。

今回の記事では、私がオススメする、『大金でのインデックスファンドの買い方』を紹介しています。

投資初心者さんが、毎月積立と同じ感じで投資してしまうと、思いがけない失敗をしてしまいますよ。

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そもそも「投資しないといけないんですか?」

のっけから、ちゃぶ台返しのようなタイトルですが、重要事項ですので先に書いておきます。

大金が手元にあるからといって、投資をしなければいけないわけではありません。

私の両親は特に節約しているわけでは無いのに、毎月の収支は黒字で、貯金も地方都市なら一戸建てが買えるくらい貯まっていました。

当然の様に、銀行から謎の投資信託の勧誘を受けましたが、余剰資金は全て個人向け国債で保有して貰っています。

これは、既にお金を増やす為の資産運用から、お金を減らさない資産運用の時期に来ているからです。

特にご高齢の方で、資産収入が無くとも、年金だけで普通の生活が維持できるのなら、わざわざ大切なお金を株式市場のリスクにさらす必要はありません。

個人向け国債で保有し、投資は趣味の一環で楽しめば十分でしょう。

一括投資よりも分散投資が勧められる訳

さて、まだまだ現役世代の方からしたら、大金を投資せずに保有するのはもったいないですよね。

インデックス投資信託に投資することには大賛成です。

先に結論を書いておきますが、投資をするなら、資金を2年くらいに分散して投資するのをおススメします。

正直、利益の事だけを考えると、一括投資の方が儲かる可能性が高いんですよ。

過去50年のデータで調べてみました。

S&P500の一括投資と分散投資の比較グラフ

S&P500の一括投資と分散投資の比較グラフ(為替は考慮せず)

 

S&P500指数に20年間に渡り投資した場合の、最終資産額を比較しましたが、殆んどの場合での一括投資が最も資産を増やせています。

最も資産額が多かった期間数
最初に一括投資 277回
20年間で分散投資 0回
最初10年だけ分散 25回
最初2年半だけ分散 83回

単純に机上の数値だけなら、一括投資が最も合理的な投資方と言えます。

机上の数値だけでしたら・・・

投資をするのは人間なんです。心が有るんです!

上のグラフで比較した、投資手法のうち、最も大きな含み損を抱える可能性が有るのは、一括投資です。

極端な話、一括投資した翌日にリーマンショック級の大暴落に見舞われるかもしれません。

暴落のストレスは想像を絶するものが有ります。投資経験が少ない人が数百万円の資産を失って耐えられるでしょうか?

因みに私は、リーマンショックで含み益200万円から、含み損600万円になり、パニック売りしてしまいました。

自分は冷静に投資判断が出来るベテラン投資家だと思っていたのに、更なる下落の恐怖に耐えられなかったんです。古き良き思い出ですw

まとめ:私のおススメは最初の2年ほどで分散投資

私のおススメは最初の2年程で分散投資する投資方です。

単純に机上の計算だけなら、少しでも早く、株式市場に資金を投入した方が、利益を上げられる可能性が高いでしょう。

しかし、株価の大暴落と遭遇した場合、最も大きな損失を出す可能性が高いのも一括投資です。

インデックス投資は増やす事よりも、途中で止めない事の方が重要です。

ネット上では、「最終的には一括投資の方が利益を上げられるから」と言う理由で、一括投資を推す声も多い様ですが、投資経験が少ない初心者さんの場合は、暴落に耐えられず、パニック売りしてしまう可能性が高いでしょう。

耐えられたとしても、とてつもないストレスを抱えながら生活するなんて、私は絶対にイヤです。

インデックス投資は資産をゆっくりと着実に増やすための投資方です、大きな利益を目指すよりも、少しでも株式市場から退場しない方法を選択してくださいね。

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