米国株を信用しすぎ!完璧な投資先なんてありません!
インデックス投資ブームの真っ最中の昨今、どこの投資ブログも【eMAXIS Slim米国株式(S&P500)】をすすめる人ばかり、投資を始めて間もない方でも
「これって、まんま靴磨きの少年の話じゃね?」
と感じる人も多いんじゃないでしょうか?
そんな投資初心者から中級者にレベルアップしようとしている皆様方、もしくは、たまたまこの記事にたどり着いてくださった投資未経験の皆様方
奇跡的に当ブログにたどり着いたこれを期に【JリートETF】投資を始めてみてはいかがでしょう。
米国株も万能ではない
たしかに過去の実績から米国株の成長は凄まじい物です、投資初心者の人たちが米国株のみに全力投資したくなる気持ちも分からないわけではありませんが・・・
円高の直撃を受けてしまう
私たちは日本で日本円を使い生活しているわけです、米国株が上昇しても円高が進んでしまっては意味が有りません。
【eMAXIS Slim米国株式(S&P500)】は日本円で買付ているので、為替レートの影響を受けている感じがしませんが、円高がすすめが投資信託の価格は下落します。
2011年には75円台まで円高が進んでいるので、現在のレート付近が永遠に続くと考えるのはやっぱりお花畑すぎますよ。
米国は衰退しないの?
世界の中心なんてコロコロ変わります、今でこそ「日本はオワコン」とか言われて、衰退する先進国の代名詞みたいな扱いですが、昭和末期の頃は日本企業が絶好調で米国の企業や不動産を買いまくっていました。
さらに古い話になるとイギリスは大英帝国の名にふさわしく世界の中心でした。
さすがにいきなり米国が没落するなんてことは無いでしょうが、インデックス投資での資産運用は超長期で行うのが前提です。
定年退職後に投資信託を売却して現金化するとき、米国株がオワコンになっていない保証は有りません。
リスク分散の為のJリート(不動産投資)
大切な資産を守るためには米国株投資に対するリスクヘッジとして、為替レートの影響を受けない資産を保有する必要があります。
日本株への投資も有りますが、私のお勧めするのは不動産の投資信託「Jリート」への投資ですね。
不動産投資というと「多額の資金が必要」「失敗したら人生終わる」「初心者には無理」というイメージがあると思いますが、それは不動産に直接投資した場合の話です。
Jリートを利用することで比較的安全に不動産に投資することが出来るのです。
不動産の投資信託「Jリート」とは
【Jリート】とは投資法人が投資家から資金を集め、マンションやオフィスビル、商業施設などの不動産を購入し、購入した不動産から発生した利益を投資家に分配する投資信託のようなものです。
Jリートは東京証券取引所に上場されているので、投資家は株式と同じように売買することが出来ます。
昔は「ゴミ箱」などと揶揄されていたが
もともと個人的にJリートにあまり良いイメージが有りませんでした。
私が投資を始めたばかりの頃はJリート過渡期で「不動産屋がゴミ物件をJリートに高く売りつける」なんて事が言われていたのです。(事実かどうかは分かりませんが)
しかし、色々調べるうちに十分投資対象足りうると判断し、現在は株式・債券と同じような感覚で投資をしています。
Jリートを信用した理由
- 不当な価格での取引は法律で禁止されている
- 取引には第三者の監視が入る
- 東証に上場され順調に取引量も増えている
JリートにETFで投資しよう
JリートETFは東証のリート相場全体を表す【東証REIT指数】に連動した値動きを目指すETF(上場投資信託)で、東証に上場されている60銘柄以上のJリート全体に分散投資したのと同じ効果が有ります。
ブログ主が保有中のJリートETF↓↓↓
コード | 銘柄名 | 分配月 | 利回り |
---|---|---|---|
2556 | One ETF 東証REIT指数 | 1.4.7.10月 | 2.75% |
1476 | iシェアーズ・コア Jリート ETF | 2.5.8.11月 | 4.04% |
1488 | ダイワ上場投信-東証REIT指数 | 3.6.9.12月 | 3.97% |
※利回りは過去一年の分配金合計額をR2年8月18日の始値で割ったもの |
銘柄選別の手間が省ける
Jリートは東証に60銘柄以上が上場されており、投資先は住居、オフィス、商業施設など銘柄ごとに多種多様です。
配当金利回りも1~8%程度と銘柄によって大きく異なり、過去には破綻したJリートもあるので、個別株を選ぶような銘柄選定が必要ですが、JリートETFなら銘柄選定に貴重な時間や労力を割く必要がありません。
分配金 利回りは3~4%程度
JリートのETFの場合はどの銘柄でも概ね3~4%の分配金が得られます。
これだけの利回りを株式が出していれば「高配当株」と呼ばれるぐらいの高利回りです。
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JリートETFのメリット(現物不動産投資と比べて)
少ない資金で投資できる
JリートETFは安い物なら2千円前後から買い付けることが出来ます。
実物の不動産の場合は少なくとも何百万円単位のローンを組んで投資する必要があるので、少額から投資できるのは最大のメリットでしょう。
いつでも売買できる
JリートETFは東証に上場しているため、株式と同じように売買できます。
現物の不動産は所有者や不動産会社との交渉、手続き等を経て売買するため、現金化に時間がかかったり、最悪な場合は買い手が見つからず売却できない危険も有るので、いつでも売買できるメリットは大きいですね。
すでに分散投資されている
もともとJリート自体が複数の不動産に投資しており分散投資の効果が有りますが、さらにJリートETFは、東証に上場されているリート全体に投資するようなものですから、分散効果は大きいです。
個別の不動産(賃貸マンション等)に投資すると、その物件がダメ物件だった場合の損失は甚大です。
JリートETFの場合は特定物件の収益状況で、大きな損失を被る事は有りません。
自分で物件を選別する必要が無い
Jリートでは投資先の選別をプロが行うため、不動産投資の知識が少ない新米投資家が付け焼刃の知識で物件選びをする必要もありません。
不動産投資で失敗する人の大半が「営業マンのセールストークを鵜呑みにした結果」なのは有名な話ですよね。
JリートETFのデメリット(現物不動産投資と比べて)
値動きが激しい
株式と同じように売買できる分、値動きも激しものとなり、最近のコロナショックでは50%近い大暴落でした。
コロナショック後(まだ終わったわけではない!)日経平均は上昇に転じましたが東証REIT指数は大きく下落した後、低迷してしまっています。(今後に期待)
自己資金以上の取引が出来ない
現物の不動産は良くも悪くもローンを組んで投資できますので、優良物件に投資できれば大きな利益を上げることが出来ます。
しかし、JリートETFに投資するからという理由で、お金を貸してくれる銀行は有りません。
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まとめ
米国株のみに投資をしているのは危険です。
・米国株は「靴磨きの少年」状態かも?
・円高の影響をもろに受けます
リスクヘッジの為に日本円の資産にも投資しましょう。
・Jリートでの不動産投資に挑戦してみては?
・JリートETFは分散投資されているので銘柄選択の手間も省けます。
今回推したJリートETFは東証に上場されているので、証券口座が有ればすぐに投資することが出来ます、【iシェアーズ・コア Jリート ETF(1476)】などは単元2千円程度です。
iシェアーズ・コア Jリート ETF
・単元価格:1,736円(R2/8/19)
・分配月:2.5.8.11月
・分配金利回り:約4%
・信託報酬:0.16%以内
「みんなが儲けているから俺も・・・」で投資を始めるのは最大の悪手です、他の投資家が順調にいっている今こそ、未来の暴落に備える準備期間としたいですね。
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