今年の10月から楽天カード(楽天ゴールドカード含む)に付帯する海外旅行保険の利用条件が変更となってしまいます。現在(変更前)は空港までの鉄道・バス等の公共交通機関の運賃を楽天カードで支払えば保険が付帯されたのですが、変更後はそれだけだと付帯されなくなるようです。利用者側にとって改悪となってしまいましたね。残念!!
海外旅行保険の利用条件が変更
以下楽天カードHPより引用
旅行開始日が2020年10月1日(木) 以降となるご旅行において、「自宅から出発空港までの交通費(公共交通乗用具の運賃)」のみを楽天カードで支払った場合は、海外旅行傷害保険は適用されません。
【旅行開始日が令和2年9月30日(水)まで(変更前)】
・自宅から出発空港までの交通費(公共交通乗用具の運賃)
・海外旅行代金(募集型企画旅行の代金)
から赤字の項目が削られ
【旅行開始日が令和2年10月1日(木)以降(変更後)】
・海外旅行代金(募集型企画旅行の代金)
に変更されてしまいます。
※【海外旅行代金(募集型企画旅行の代金)】の(例)
・渡航先への航空券
・目的地までの乗継便の航空券
・旅行代理店で予約した海外パックツアー料金
まさかのゴールドカードもダメ
この変更の対象となるのは以下のカードです
<対象カード>
楽天カード、楽天ANAマイレージクラブカード、楽天PINKカード、楽天カード アカデミー、楽天ゴールドカード、楽天銀行カード、アルペングループ 楽天カード
私の持つ【楽天ゴールドカード】も 変更の対象でした、最初にこの情報を見た時には「ふっ、無料の楽天カードユーザーが・・・( ˘ω˘ )」といささか上から目線で読んでいたのですが「えっゴールドも対象なの?」と驚いたわけです。
まぁ冷静に考えれば楽天ゴールドカードの年会費 2,000円程度で優遇されると思っている方がおめでたかった様です、更に上位カードの 楽天プレミアムカード(年会費10,000円)は元から海外旅行保険が自動付帯なんですから。
プレミアムにするのはコスパが悪い
楽天プレミアムカードなら海外旅行保険が自動付帯ですがその為だけにゴールドからアップグレードするのはお勧めできません。
クレジットカードに頼らなくても海外旅行保険は安い物で2,000円以下で入ることが出来ます。年に1回や2回程度なら年会費の差額は8,000円で元が取れるとは思いません、
また頻繁に海外旅行に行く方は楽天カードよりも航空系のカードでマイルをためた方がコストパフォーマンスが圧倒的に良いでしょう。
さらに年会費の無料のEPOSカードなら海外旅行保険が自動付帯なので、保険の為だけでも持っておくのがおすすめです。
楽天カードは普段の買い物でポイントをためるには最適のカードだと思いますし、投資信託購入(楽天証券)ポイントで1%利回り確定という資産運用にも優れたカードです。しかし、旅行の保険に関しては他のカードに見劣りします。今回の付帯条件変更で楽天プレミアムカードにアップグレードするよりも、楽天カードはゴールドまでとして保険への加入は別の手段を考えるのが良いんじゃないでしょうか。