久し振りにアメリカ株が大暴落、NYダウがマイナス1,860で下げ幅は史上4番目を記録しましたね。ここ数週間はコロナショックからの立ち直り相場が絶好調で「もうコロナショックは終わった」なんて言い出す人も出てきていましたが、世の中そんなに甘くはないですから。
今日は日経平均も米国株につられて大幅下落から始まりマイナス167円、好調相場につられて全力投資をした人達は阿鼻叫喚といったところでしょうか。
【ワシントン=塩原永久】11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は暴落し、前日比1861・82ドル安の2万5128・17ドルで取引を終えた。下げ幅は史上4番目を記録。新型コロナウイルスの感染拡大「第2波」への懸念に加え、米景気低迷が長期化することへの警戒感が強まり、売りが殺到した。
引用:NY株暴落、1861ドル安 史上4番目の下げ幅 - 産経ニュース
長期を見据えた資産運用を
日々の値動きは娯楽の一環
資産を株式インデックス投資で運用している投資家にとってはこんなニュースでも一喜一憂することはありません、投資ブログを運用している人達からしたら「投稿ネタができてラッキー」ぐらいの感じでしょうか。さらに、毎月定額のドルコスト平均法で投資している人ならば「安く買えてラッキー」でもあります。
元々インデックス投資というものが「株価は上下を繰り返しながら徐々に上がっていく」という考えを基に行われているので、日々の値動きチェックには意味がないんですよね、株価ニュースチェックは娯楽の一環と思っています。
私は株価が長期的には上昇を続けることを疑っていません。世の中には「お金なんかいらない!」と考える人よりも「お金持ちになりたい!」と思う人の方が圧倒的に多いですから(データもありませんし、私の感想ですが嘘ではありませんwww)
高配当株投資にも影響なし
インデックス投資の他にも定額給付金の封筒が届いたのを期に高配当株式投資をスタートさせました、一株単位での購入が可能なSBIネオモバイル証券のサービスを利用すると、少額でも40銘柄程度に分散投資できますので、以下の条件で銘柄を選定し高配当株投資を始めたわけです。
- 株価5,000円以下
- 配当利回り4.5%以上
- 不祥事を起こしていない企業
- 嫌いでない企業
- 明らかに落ち目の業種でない企業
現在はポートフォリオ構築の途中なので投資しているのは【20銘柄・7万円弱】のみですが含み損が出ています。しかし、もともと配当利回りが下がらない限りは売るつもりはなかったので含み損は気にしていません、むしろ、次の20銘柄を安く購入できるチャンスととらえています。こちらも株価暴落で一喜一憂する必要はありません。
サラリーマンの安定を利用しよう
偉そうに「一時の暴落なんて大したことない」といったことをたくさん書きましたが、こんな余裕を持った資産運用ができるのは給料が定期的に貰えるからです。
たとえ毎日の仕事が辛かろうと、職場に若干の不満(いまだに手書きの書類が多い、ハンコ文化全開、上司の仕事は部下の監視と思ってる、やる気を見せない奴は評価しない)などがあったとしても、毎月の給料が約束されているからこそ、余裕を持ったインデックス投資ができるんです。
サラリーマンには日々の生活は辛くとも、一時的な株価暴落程度では日々の生活は変わらないという利点があります。その利点を最大限に生かすことができる投資がインデックス投資です。一時的な暴落に惑わされることなく、未来を見据えた長期投資を続けていきたいですね。