気付いたら季節はすでに梅雨、すでに6月に入って10日以上たつというのに今更ながらに気づきました、今年は新型コロナの影響で季節感が皆無の状態が続き個人的な感覚では冬が終わり春が無い状態で夏になったという感じです。
コロナ自粛で旅行にも行けずPCの前で資産運用情報を見てばかりで無駄にしてしまったかもしれないこの3ヵ月、取り返すためにこの夏は遊びまくりたいと思います。(コロナが収束していることを願って)
スワップポイント投資はやめときましょう
さて、最近はもっぱらやらなくなった南アフリカやトルコのスワップポイント投資、以前の記事で私が「なんで皆やらないんだろう?」と本気で思っていて、かなりの額を投入した挙句に大損したことを取り上げましたが、どうも私の職場の先輩が南アフリカランドに挑戦しようとしているらしいのです。
(´;ω;`)ウゥゥ
金融リテラシーをも吹き飛ばす高金利という誘惑
日本の銀行預金の金利は限りなくゼロに近く、ATMの時間外手数料を一度でも払えば赤字になってしまう場合がほとんどです。そんな中で銀行に貼ってある【外貨預金 南アフリカランド 年利6%】などというポスターに目と魂を奪われ投資する情報弱者の人は別として、「両替手数料がぼったくりじゃん」と気付く金融リテラシーを持っている人もこの誘惑から逃れるにはものすごい忍耐力を必要とするのです。(過去の私は誘惑に負けてしまいました)
やっぱりみんな損してるイメージ
高金利通貨の対円チャートは基本的に右肩下がりです、これが株のチャートなら絶対に買うのをためらうでしょう、しかし、金利6%越え、レバレッジ3倍強で年利20%「5年もたせられれば損しない」「下がってもスワップが少しずつ入るから大丈夫」とか思っちゃうんですよね(私は思っちゃいました)
有名な言葉は「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」でしたか?私のような弱小投資家が一回損しただけならば経験ですが、日本中のスワップ派の人が暴落に巻き込まれれ刈り取られているのは歴史といって良いんじゃないでしょうか。まぁただのイメージなんですがね
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何故ヘッジファンドが全力投資しないのか
スワップ狙いは分が悪いとか良く言われています。優良投資ブログや経済誌等々、色々なところで「インフレで目減りする」とか「通貨が弱い証」とかよく言われますが、冷静に考えて成果報酬型のヘッジファンドが全力投資しないことがスワップ投資が儲からない証明じゃないでしょうか。
成果報酬の投資信託の中には利益が出れば信託報酬を多く取り、損失が出れば信託報酬を減額するというものが多いです、これはものすごく運用会社側が有利になっています。
運用会社側は自分のお金で運用しているわけではありませんので、運用に失敗しても失うのは信託報酬分だけ、逆に成功すれば利益は無尽蔵です。
仮にものすごくハイリスクな南アフリカランドにレバレッジを掛ければローリスクハイリターンの夢のような状況になるはずなのに、そういった話はあまり聞きません。つまりヘッジファンドの投資のプロが「スワップ投資は圧倒的に分が悪い」と言っているようなものです。
スワップ狙いのFXを始めようとしている職場の先輩には損してほしくない、しかし、会社でお金の話はあまりしたくない・・・何とか自力で気付いてほしいと願う次第です。