コロナの他にも色々とニュースに事欠かない最近の米国ですが、株式市場はどこ吹く風で上昇を続けています。コロナショックでの大幅下落後の回復は一安心といったところでしたが、ここ数日の上昇はいささか困惑気味です、小さな上下を繰り返しながら少しづつ上昇するのが理想的なんですがね・・・
とはいえ米国株に投資というのは魅力があります。日本に住んでいてもアメリカの情報というのは比較的リアルタイムに近い状況で流れてきます、今は一般市民が米国大統領のTwitterコメントをマスメディアのニュースになる前に知得できる時代です。投資に国境はありません。
投資信託では日々の生活は変わらない
さて「資産を増やしたい」というのが株式投資を行う最大の理由でしょう。しかし、「日々のお小遣いが欲しい」という理由で株式投資している人も多いのではないでしょうか。米国株投資で最も有名なeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は分配金を出さずに再投資して資産を増やすための投資対象で、お小遣いを得るための投資対象ではありません。こういったニーズには分配金を受取れる米国高配当ETFの方が合っていると思います。
SBI証券
で積み立て購入可能なおすすめ米国高配当ETF
- SPYD:S&P500銘柄の中から配当利回りが高い80銘柄に投資(利回り約7.5% 信託報酬0.07%)
- HDV: 米国の財務優良企業の中から配当利回りが高い70~80銘柄に投資(利回り約4.5% 信託報酬0.08%)
※分配金3.6.9.12月
[rakuten:book:19998659:detail]
購入するにあたっての注意点
購入の際に約定代金の税込0.495%が手数料としてかかります。 更に購入するには米ドルを用意しないといけません。SBI証券ですと米ドルに変えるのに1ドルあたり25銭の手数料がかかりますが外貨預金の積み立てを利用することで4銭まで下げることが可能です。
二重課税問題もあります、日本国内の投資信託では税金の支払いは日本の所得税のみですが、米国ETFということで米国でも課税されます、ただ普通に給与所得がある方でしたら確定申告で米国に余計に払った税金を返してもらうことが可能です。
未来の資産を最大化することも大切ですが、現在保有している資産で日常の生活を豊かにする事も大切です。投資信託で複利の効果を最大限生かすか、分配金でお小遣いをもらい充実した毎日を送るか、自分の生活に合った投資対象を選択していきたいですね。