コロナ自粛もだいぶ終息に近づいて来た感じの今日この頃ですが、インターネット上で「コロナ助け合い保険」なるものを発見しました。コロナウイルス感染による検査入院などに10万円が支払われる保険で月額保険料は1,000円未満、更にこの保険で得た利益は医療機関などに寄付するという保険内容です。
ブログ主は絶対に入りません
今からコロナウイルスで入院する確率はどのくらいなんでしょうか?保険はよく「不幸の宝くじ」と言われますが10万円貰うためだけの宝くじとしては確率が低いんじゃないでしょうか。
さらに日本には無敵の国民健康保険があります。新型コロナウイルスに感染または感染を疑われて検査入院する事になったとしても金銭的に生活出来なくなる事態は思いつきませんし、10万円程度なら家庭の貯蓄で十分対応できる金額でしょう。
厚生労働省事務連絡より
新型コロナウイルス感染症に関する国保・後期高齢者医療における傷病手当金の対応について
2.新型コロナウイルス感染症に関する対応
〇 国内の感染拡大防止の観点から、保険者が傷病手当金を支給する場合に、国が特例的に特別調整交付金によ
り財政支援を行うこととする。
●対象者
被用者のうち、新型コロナウイルス感染症に感染した者、又は発熱等の症状があり感染が疑われる者
●支給要件
労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間
●支給額
直近の継続した3月間の給与収入の合計額を就労日数で除した金額 × 2/3 × 日数
※ 上記の支給額について、特別調整交付金により財政支援。
●適用
令和2年1月1日~9月30日の間で療養のため労務に服することができない期間(ただし、入院が継続する場合等は健康保険と同様、最長1年6月まで)
https://www.mhlw.go.jp/content/000607518.pdf
引用:厚労省事務連絡
寄付しても今頑張ってる人には渡らない
医療機関などに寄付できるという事に魅力を感じる人もいるでしょうが、それならば保険などに入らずに保険料相当額を直接寄付する方が効率的ではないでしょうか。更に最前線で頑張っている医療関係者の方に直接渡る寄付先が有れば良いのですが、残念ながらそんなものは無いようです、寄付したとしてもそれが使われるの医療設備の充実や研究費に当てられるのでしょうから、いわば未来の医療に対する寄付です!
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そのお金は今困っている人の為に使いませんか
そのお金は保険料ではなくコロナ自粛の影響で困窮している身近な人の為に使うのはどうでしょう。必要か不要かもわからない保険料という形を取らなくても、社会に貢献できる形はいくらでもあります。
近所の小さなスーパー、友人の経営している個人商店などなど、経営が苦しい身近なお店はいくらでもあります、そのようなお店で無駄な買い物をするだけでも立派な社会貢献です(私は友人の経営する飲食店で倒れるまで食べるつもりです!!!)
新型コロナウイルスという未知な物には不安を覚えます、「コロナウイルスの保険」と聞くと魅力的に感じてしまうかもしれません。しかし、日本の国民健康保険に勝る保険はありません。私は本当に自分がしたいことは何なのかを見誤ることなく行動していきたいと思います。
経済のためには無駄遣いは必須↓↓↓
ここは旅ブログでもあるんです