目論見書はここをチェック!
最近はブログ更新のために色々な投資信託の目論見書をチェックする日が続いています。
読んでいて思うんですけども、やっぱり難しい!正直何の事だかわからない用語がたくさん書いてあります、難しい投資専門用語なんてただの「趣味投資」の一般市民なんかには理解できませんよ!嫌がらせでやっているんではないと思うけど・・・そんなわけで今回は、目論見書をどのようにしてみればいいかという記事です
経費のチェックを最優先
まず最初に目論見書の後の方にある費用、手数料の欄を見てください。その欄にある信託報酬のチェックは必須ですから最優先でチェックです。
信託報酬が0.5%を超えていたらその投資信託を買うことはお勧め出来ません。
「何に投資するかはチェックしなくていいの?」って思われると思うんですが、その辺のことは信託報酬が良心的だと確認できてから気にして下さい。
信託報酬が高くて良い投資信託はこの世に存在しません!趣味で他の項目を見るのでしたら大賛成ですが、あくまで娯楽の一環と思ってください。
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株式投資というものは株価指数(日経平均、TOPIX等)と同じ動きをする通称インデックスファンドより良い成績を収めるのは非常に難しいといわれています。
プロの投資家だから儲けられるわけではありません。
仮に投資のプロしか知りえないような情報がリリースされたとしても、世の中には投資のプロが沢山いますから、儲けるプロと損するプロが出てくるだけです。トータルでは五分五分でしょう
短期間の株価が上がるか下がるかなんて誰にも分からないんですよね。
嘘かホントか「猿にダーツを投げさせて選んだ株とプロの運用が大して変わらなかった」というような実験結果もあるそうです。
ブログ主の個人的なイメージとしては プロが優れているのは大儲けするためではなく大損しないためのスキルですかね
つまり何を買っても結果が大差ないなら支払う費用を如何に安くするかが最大のポイントというわけです。
プラス5%の株式運用をしたとしても信託報酬が激安の0.1%とぼったくりの2%では運用成績に雲泥の差が出て来るんですから。
株、債券のどちらに投資しているか
良心的な信託報酬だった場合は何に投資しているかをチェックしましょう、大抵が株式、債券の中から選ぶことになります。
株式は短期間での価格の上下があるものの長期的には少しずつ値上がりしていくものです。
世の中には会社を倒産させたい社長よりも会社を大きくしたい社長の方が圧倒的に多いですからね。
若い世代の方で長期投資の積立てに向いています。
債権は価格の上下が少ない一方、資産の増加はあまり期待できません、減らさないための投資先です。
一時的な株価暴落で普段の生活に支障をきたすことを防ぐため定年後等の生活の足しにする為なら債券が向いています。
バランス型と呼ばれる株式と債券の両方にまとめて投資するのもありますが信託報酬が若干高くなります。
自分で分けて別々に購入するのも手です。
それならば若いころは全力株式、40代から債権を増やしつつ定年後は債券で運用なんてことも可能ですし、自分で考えて判断した方が投資の勉強にもなりますからね。
どこの国に投資しているか
日本、米国、全世界からの選択になります(米国以外は信託報酬チェックの段階で選択肢から外されると思う)米国や全世界に投資する場合は外貨での運用になるので為替リスクを負う事になります。
円安円高が投資信託の価格にダイレクトに影響してきます。
しかし、米国株式の利回りは日本を圧倒しているので投資するの価値は十分すぎるほどあると思います。
「外国経済の事はあまり分からないし」と思うかもしれませんが大丈夫です!「日本の事だって分かりません!」
一般の人がTVや新聞から仕入れた情報なんて既にオワコンです。
その情報を先に仕入れた投資のプロが既に動いて売り買いを始めています。
酷い時には情報を仕入れた時点で既に終わっています。
「外国は怖いからいや」などの感情的な判断ではなく、日本と米国のどちらが成長するかリスクがあるか等を考えて投資することが大切です。
まぁそれができたら苦労しないわけですから、迷ったら半分ずつ分けて買っちゃいましょう!
おまけ:値動きのグラフみたいなのは見なくて良いの?
これは見る必要がありません!投資信託というものは発売される時点で売れそうなものを売り出すので、下がり続けているグラフなんて載せません。
長い期間の一番儲かりそうに見える部分だけを切り取って目論見書に載せているんです。
読んでも分からないから安心してください
投資信託を既に買っている投資家の中でも、目論見書をちゃんと理解している人はほとんどいません!これは間違いありません!
投資信託というのはそもそも投資の知識があまりない人が買う商品なんですから、あえて難しい投資専門用語などを使って投資初心者に「なんか凄そうと」と思わせる事も目的の一部なんです。
解りやすい解説が隅の方に小さな文字で書いある場合もありますがねwww
理解している人は買わない
投資信託の目論見書というものはとても不思議なもので、「投資信託を買う人は理解出来ない、ただし理解できる人は投資信託は買わない」というものです。
すべてを理解する必要が無いことをわかって貰えたでしょうか。では良い投資生活を