サンライズを降りてから高松城、今治城と城跡めぐりをした前日に続き今日の予定も城跡?巡りです、城と言っても戦国時代や江戸時代の城郭ではなく、日露戦争時代の要塞ですが、本旅行全体のメインイベントを前にいささか興奮して朝を迎えました。
宿での朝食もそこそこにバス乗り場へ向かいます。宿にほど近い「今治桟橋バス停」から乗車し、渡し船の出る波止浜港「渡し場バス停」を目指します。
路線バスの車窓からは造船会社の敷地内と思われる所に巨大なスクリューが添えつけてありました、実際に大型船に使われている本物でしょうか?
さて、25分程で波止浜港の「渡し場バス停」に到着するのですが、バスの中ではスマホナビと時計を交互に見やりそわそわ、到着後やや小走りで桟橋に向かいます、急がないと・・・
何故こんなに急いだかというと、前もって調べた時刻によるとバスの到着時刻から渡し船の時刻まで1分か2分ぐらいしかない!(うろ覚えです)「バスと渡し船って連携してるよね?」と思いつつも、乗れないと不味いので小走りに桟橋へ向かったのです。しかし
まさかの「乗船の方は先に乗船券を買って下さい」の看板が・・・マジか!
ダッシュ-=≡ヘ(* - -)ノ
すぐ横の待合室で券売機から購入、すぐに桟橋に向かうとちょうど船が桟橋に着くところ、やれやれセーフか・・・と思いきや桟橋から少しづつ離れていく渡し船
「出航後かよぉ・・、やっちまった」
( ̄。 ̄)ポカーン
絶望しかけたその時、船上から救いの声が「兄ちゃん乗るの?」
「乗ります!」
船を戻してもらい無事?に乗船出来ました。「ありがとう、船長のおっちゃん」公共交通機関の乗換は余裕を持って計画しましょう(旅の教訓)
後から聞いた話によると乗船後に運賃を払っても良かったみたいトホホ
さて、渡し船に乗船後は海軍要塞跡がある「小島(おしま)」を目指します、途中は造船所のすぐ横を通るルートで、これだけでもお金を払う価値があると言っても過言ではありません。
造船所見学?の後はデッキで風を感じながらの船旅です、わずかな時間でしたが素晴らしいもので、地元の方には笑われるかもしれませんが、まさに「瀬戸内海に来たぞ!」といった感じの船旅でした。
さて、船上も名残惜しいですが、ついに目的地「小島(おしま)」に上陸です。
さあ、船の時間を考慮すると島を探検できるのは1時間ほどなので無駄にはできません、早速、船着き場の横にある28センチ榴弾砲のレプリカを目指しました。NHKドラマ「坂の上の雲」の撮影に使われたものです。
島内には砲台跡やレンガ造りの遺構が点在しているはず、期待が高まります。
探検の模様はまた次回に
いよいよ要塞跡に突入です↓