サンライズ瀬戸で寝台特急を満喫し、高松では城跡を満喫と旅をめいっぱい楽しんだ「よしきよ」、次は今治観光です。
到着したのが夕方とは行かない迄もそこそこ遅い時間になってしまいました、今思えば高松で時間を使い過ぎたかな、なんせでっかい港に出入りする大小様々な船を見ているだけで幸せいっぱい、時間が過ぎるのを忘れて見入っていました(単に岸壁でボーーとしていただけですが(^_^;))
そのため予定していた「特急いしづち」を一本後の列車にすることに、今治観光の時間は限られた物になってしまいました。
というわけで早速向かうのは今治でのメインイベント「今治城」です。バスもあるようですが散策もかねて徒歩を選択、昔はさぞ賑やかだったであろう(今はノーコメント)商店街を通り20分ほどで今治城が見えてきました。
残念ながら天守閣は観光用の「模擬天守」(復元天守でもない)。何といっても城跡の魅力は堀と石垣のコントラスト!歴史を感じながらそれらを堪能するのが最大の楽しみ、だから声を大にして言いたい
「模擬天守なんてただの飾りだ!」(あくまで個人的意見です。天守閣ファンの人、今治観光協会の方すいません)
とはいえ写真は撮ります、楽しみます。まぁ観光ですから楽しんだもん勝ちです・・・
( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
かの有名な藤堂高虎公が築城した今治城の堀は水路で海水を引き込んでおり、江戸時代には城内に小さな港も整備されていたとか。堀には海の魚が生息しサメが発見されたこともあるそうです。
(「鮫が護る城」カッコイイ・・・中二病か?)
午前中に寄った高松城と大分県の中津城とで「日本三大水城」と呼ばれているそうです、せっかくだから今度は中津城にも行ってみようかな、また行きたい場所が増えてしまいました。
堀外からの眺めを楽しんだ後は攻め手側の足軽になりきって城内に向かいます。(戦国武将になりきるなんておこがましい)
大手門(鉄御門 くろがねごもん)まで橋がまっすぐかけられています。攻める側は真正面からと両翼の櫓から十字砲火を浴び続けることになるでしょう、単発の火縄銃とはいえこれは酷い。
何とか門に到達しても、そこには重厚な門が行く手を阻みます、櫓の上からさらに鉄砲、弓矢が降り注ぐこと確実、「たぶんこの辺で討ち死にするんだろうなぁ」と思いつつ門をくぐります。
なお、この鉄御門(くろがねごもん)は平成19年に可能な限り江戸時代の史実に基づき復元されたものです、城兵になりきって櫓のさまから下を見下ろすこともできました。
本丸には藤堂高虎公の像があり、天守閣や復元された櫓は資料館や自然博物館?になっていました。
模擬天守が不満だとか言っときながら結構楽しんだ今治城、やっぱり城跡は最高だぁー