米国ETF『GLDM』で安全資産の金に投資してみよう
R4.3.28加筆修正
インデックス投資信託の積立投資が最高の資産運用と分かっていても、株価が下落すると気分が良いものではありませんよね。
そのため「大暴落に備えて何か準備しておきたい」と考えるのは、誰しも同じでしょう。
そこで、今回の記事では、金投資について書いてみました。
金を保有していれば心の安静につながり、暴落時のパニック売りを防ぐ事が出来ます。暴落時に積み立て投資を継続できるか不安な方は参考にして下さい。
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精神安定の為の金投資
まず、大前提ですが「金で儲けようとは思っていません!」あくまで株価暴落時に下がらない金を保有していることが大切なのです。
私の投資理念?は「会社を倒産させたい社長より、成長させたい社長の方が圧倒的に多いから、株価は上がり続けるはず!」です!
(`・∀・´)/
とはいえ一時の暴落で精神的に不安定になるのは避けられないもの、そんな時に僅かでも金を保有していると「備えておいたから大丈夫!」と心を落ち着かせることができるんですよ。
コスト的に有利な『GLDM』を買い付け
というわけで保有するのは米国ETFの『GLDM』です。金への投資先は他にも有るのですが、買付けコストを優先して決めました。
金貨や地金は論外
まず、投資をしていない人が真っ先に思いつく『金の延べ棒様』は論外、売買時の手数料、保管金庫のコスト等などデメリットばかりです!
純金積み立ては超長期投資ならギリありかな?
毎月、純金を少額づつ積み立てることが出来る投資で人気があるようですが、買付手数料が高め(記事投稿時で最安と思われるマネックス証券で1.65%)、それに加えて買値と売値に業者の定めた価格差(スプレッド)があるので更にコストが掛かります。
ただ、一部のネット証券会社は、売却手数料、保管手数料が無料なので、支払うのは購入時のみ、超長期で保有するならば選択肢として無くは無いですが、おススメはしませんね。
金ETFは保有コストが有利
金ETFの種類はいくつかありますが、個人的に信託報酬が安いものが最強と思っていますので、国内と米国の1銘柄ずつに絞って比較します
信託報酬 | 手数料 | |
---|---|---|
ETFS 金上場投資信託 | 0.39% | 株式と同じ |
米国ETF(GLDM) | 0.10% | 株式と同じ |
国内ETF『ETFS金上場投資信託(1672)』の購入手数料は国内株式と同じなので、ほぼ無料です、しかし、信託報酬が高めですね。
逆に米国ETFの『GLDM』は売買時に為替手数料や売買手数料が掛かりますが、信託報酬は安く抑えられています。
証券会社によって手数料が変わりますのでDMM.com証券とSBI証券と合わせて比較してみました。
売買手数料 | 為替手数料 | |
---|---|---|
DMM証券 | 無料 | 片道25銭 |
SBI証券 | 片道4.95% ※1 | 片道4銭 ※2 |
※1 2022年4月1日より買付手数料無料銘柄に選定(売却手数料上限22ドル)
※2 住信SBIネット銀行の外貨預金を利用した場合
金価格が変動しなくても、保有コストが掛かるので少しずつ下落しています。いかに保有コストを抑える事が大切なのかが分かるグラフですね。
国内ETFは購入時に手数料が掛からない利点が有りますが、2年目くらいから『GLDM』が有利になります。少額での保有ならDMM.com証券がおススメですね。
SBI証券は売買手数料上限22ドルが、4500ドル(約50万円)付近から適応されます。
さらに、資金を米ドルで保有しておくことが出来るので、再投資する場合は為替手数料を支払う必要がありません。
資金が豊富な方や、米国ETFでインデックス投資をしている方は、SBI証券も良いでしょう。
売買手数料が無料、DMM 株の公式ページ。
まとめ
今回、株価の暴落、に備えての金投資について考えてみました。
金で利益を出そうというのではなく、あくまで暴落時に平静を保つための資産と割り切りましょう。
DMM.com証券やSBI証券で『GLDM』を買い付けることで、低コストで保有することが出来ます。
自分の大切な資産を守るため、ポートフォリオの一部に『GLDM』を組み入れてはいかがでしょうか。
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