国内債券ETFを資金の避難場所に。
株式市場が順調に上がり続けていますね、「さすがにバブルだからそろそろ下がるでしょ?」と思い続けて数か月、一向に下落しそうにありませんwww
みなさんも「暴落用に現金ポジションを増やしているけど、これはトレンドに乗るべきでは?」と考え始める頃なんじゃないでしょうか。
順調に資産を増やしている他の投資家を見ると、つい株を買いたくなってしまうのは個人投資家アルアルですよね。
現在はそこそこの資産を築いてサイドFIREをやっている私も、以前は「現金なんてカードの支払い分だけ銀行に入れとけばいい」と考えたあげく、リーマンショックで大損失なんてことをやってましたwww(まさにリスクジャンキー状態)
そんな私は失敗の経験を無駄にしない為、「国内債券ETF」に投資することで、現金ポジションが増えるストレスを緩和しています。
今回は「現金ポジションが必要だとわかっているけど、暴落時は株を買いたくなる」とお嘆きの方々に「国内債券ETFをおススメしよう」というものです。
記事を読んでいただければ、毎度毎度の衝動投資で資産を減らす事もなくなりますよ。
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国内債券は儲からないが損も少ない
国内債券のETFは円建ての公社債や日本国債に投資するETFです。
すべて円建てなので外国債券のように円高で資産が減るということもなく、値動きが小さいのが特徴です。
株式のように大きく儲けることは出来ませんが、大きく下げることも少ないので守りの資産といえるでしょう。
NF国内債券(2510)
『NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA-BPI総合連動型上場投信 (2510)』
令和3年5月7日
・株 価 :995円(売買単位10口)
・信託報酬 :0.077%
・分配金利回り:0.42%
is日本国債(2561)
『iシェアーズ・コア 日本国債 ETF (2561)』
令和3年5月7日
・株 価 :2,715円(売買単位1口)
・信託報酬 :0.066%
・分配金利回り:0.69%
債券ETFでも株価と逆の動きをするとは限らない!
通常、債券価格は株価と逆の値動きをすると言われていますが、コロナショックなどの大暴落が起きた際は「とにかく現金が欲しい」と考える人が増えるので、株と一緒に下落する傾向が有るみたいですね。
上の図はTOPIXとの比較(3年間)ですが、どちらもコロナショックで株価が大暴落した時に、わずかですが下落しています。
「えっ?株価暴落時に下がったんじゃ国内債券ETFでも損しちゃうじゃん?」
と思ったそこのあなた!
私が現金ポジションの代わりに国内債券ETFをおススメしているのは、ETFで儲けるためじゃありません。
「私は投資しているんだよ!」と、自分をだます為です。
多額の現金ポジションを持っていると、機会損失をしているような気がして落ち着きません。
ちょっと良さそうな銘柄を見つけただけで、衝動的に買いたくなってしまうものです。
しかし、ほとんど値動きのない国内債券ETFでも、保有していると投資している気分になれるのです。
仮に国内債券ETFの下落で損失を出してでも「株の衝動買いを防ごう」という意図での保有なんです。
換金性が高いのでいつでも売却できる
さらにETFはいつでも売却できることも優れています、元本保証の個人向け国債が、いつでも換金できるとベストなのですが、中途換金は発行から1年経過からなで現金ポジションの代わりには使い辛いですね。
売買手数料の安い証券会社で買付を
国内ETFは株式と同じ売買手数料が適用されますが、昨今は手数料の値下げ競争が激化し、1日定額制の手数料無料サービスをやっている証券会社が増えたので問題ないでしょう。
各証券会社の取引手数料(国内株式:現物)
2022年 2月現在 |
1日定額 50万円まで |
1日定額 100万円まで |
1取引ごと 5万円 |
1取引ごと 50万円 |
---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 | 0円 | 0円 | 50円 | 260円 |
DMM株 | 設定なし | 設定なし | 55円 | 198円 |
SBI証券 | 0円 | 0円 | 55円 | 275円 |
楽天証券 | 0円 | 0円 | 55円 | 275円 |
auカブコム証券 | 0円 | 0円 | 99円 | 275円 |
マネックス 証券 |
550円 | 550円 | 110円 | 495円 |
松井証券 | 年齢で手数料体系が変わります。 | |||
25歳以下 | 0円 | ※0円 | 設定なし | 設定なし |
26歳以上 | 0円 | 1,100円 | 設定なし | 設定なし |
※取引金額にかかわらず無料です。
100万円以下の定額手数料無料で、5万円以下の1取引毎最安のGMOクリック証券、成人したばかりの方なら、手数料無料の松井証券あたりに口座を準備されてはいかがでしょうか。
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まとめ:国内債券ETFで衝動投資を防ぎましょう。
暴落に備えるために現金ポジションを多く持っていると、少しの調整局面でも新たに買い増しをしたくなってしまいます。
しかし、大抵の場合はそこから、更に下落すると相場は決まっていますから、私は現金ポジションの代わりに国内債券ETFを保有して衝動買いを防いでいます。
- NF国内債券・NOMURA-BPI総合連動型上場投信 (2510)
- iシェアーズ・コア 日本国債 ETF (2561)
現金ではなくETFで保有する事で、「自分は投資をしている」という気分に成れるからです!
もちろん、債券ETFの価格が下落すれば損失を出す事になりますが、株式の値動きに比べたら僅かな額でしょう。
値動きが小さく、換金性も高い国内債券ETFを現金ポジションの代わりに保有して、衝動投資を防いでいきましょう。
過去記事:国内債券ETFで精神的安定を↓↓↓
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