つみたて投資、止めるのやめましょう!

サイドFIRE生活中のブログ主『よしきよ』が、資産運用情報を発信中!主につみたて投資の話を投稿しています。

【JリートETF】分配金の受取月を合わせで夢の毎月分配を。悪名高き「毎月分配型投信」じゃないですよ!

ブログ主の運用方針変更の為、JリートETFは全て、eMAXIS Slim 国内リートインデックスに乗り換えました。

今後は楽天証券SBI証券の投信定期売却サービスの利用を前提にポートフォリオを構築していきます。

ただ、私個人の運用方針が変わっただけであって、投資信託から毎月分配を受け取りたい方に、オススメの投資方であることには変わりありません。

注:令和4年11月02日加筆修正

JリートETFから毎月お小遣いをもらいましょう!

毎月分配型の投資信託と聞くとどう思われますか?「毎月お小遣いが貰えるなんて素晴らしいじゃん」と思った方は投資未経験の方ですね。

毎月分配型の投資信託は、支払う手数料が高く運用効率が悪いたこ足分配等などキングオブだめ投信として有名なのです。(笑)

とはいえ毎月現金収入が得られる事が素晴らしいのも分かりますよ。

というわけで、今回の記事ではJリート(REIT)ETFに投資して毎月分配金を貰う方法を書いています。

銀行の窓口で勧められるままに毎月分配型の投資信託を買ってしまったそこのあなた!ぜひとも最後まで読んで下さいね。

Jリート(REIT)に投資できるETF

まずリート(REIT)とは不動産に投資する投資信託の事です。

不動産投資には膨大な資金が必要になりますから、一般市民がおいそれと参加できません。

そこで、不動産投資を行う投資会社(リート投資法人)に投資することで、、間接的に不動産投資が可能になるわけです。

集めた資金で、貸しビルやホテル等に分散投資します。

有名なリートだとホテルに投資する『星野リゾート・リート投資法人(3287)』や『大江戸温泉リート投資法人(3472)』なんかは名前を聞いたことが有るんじゃないでしょうか。

これらのリートは60銘柄ほどが東京証券取引所に上場されており、株式と同じように売買することが出来ます。

その東京証券取引所に上場されたリート全体に投資するETFがJリートETFです。

JリートETFで毎月分配金を受け取ろう!

さて、現在私は保有中のJリートETF計3銘柄から毎月分配金を受け取っていますが、保有中のリートETF3銘柄と毎月分配型の投信を比較してみました。

証券コード ETF名 分配月 ※1 年利 信託報酬
2556 One ETF 東証REIT指数 1.4.7.10月 3.26% 0.171%
1476 iシェアーズ・コア Jリート ETF 2.5.8.11月 3.44% 0.165%
1488 ダイワ上場投信-東証REIT指数 3.6.9.12月 3.44% 0.171%
ダイワJ-REITオープン(毎月分配型) 27% 0.792%

※1:利回りは令和4年6月22日

各JリートETFは4か月ごとに分配金が支払われますが、分配月の異なる銘柄を保有すれば実質、『毎月分配型リート投資信託』の出来上がりというわけですね。

「普通に毎月分配型投資信託を買うのと何が違うの?」と思った方は、人気の毎月分配型のREIT投資信託と比較しましたので、表の年利回り信託報酬に注目して下さい。

毎月分配型の利回りは当てにならない

投資信託の利回りが約27%となっていますが、これは通称たこ足分配というもので、元本を取り崩して分配金を出しているだけです。

そのため、基準価格がどんどん下がり、「気付いたら元本が半額になっていた」なんて事にもなりかねませんよ。

逆に、Jリートの分配金は不動産投資の利益からのみ分配されますので、分配金の支払いで基準価格(株価)が下がることは有りません。

毎月分配型のデメリットを紹介した記事も書いています。↓↓↓

【ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)がまた下落】分配金より投資信託の定期売却を!

信託報酬の差は歴然

保有コストである信託報酬の差は4倍以上です。投資で確実に利益を出すことは出来ませんが、確実にコストを減らす事ならできます。

保有時に掛かる費用については最優先でチェックしましょう。

JリートETFのデメリットも

投資信託と比べてデメリットもあります。

一株単位での購入

投資信託の場合は100円から1円単位で購入できますが、JリートETFはiシェアーズ(1476)で2000円程度、他の2銘柄は2万円程度の単位で取引です。

売買手数料が掛かる場合も

インターネット証券で投資信託を買い付けた場合は手数料無料の場合が殆んどですが、JリートETFは株式と同じ売買手数料が適用されます。

しかし、昨今は手数料の値下げ競争が激化し、1日定額制の手数料無料サービスをやっている証券会社が増えたので問題ないでしょう。

各証券会社の取引手数料(国内株式:現物)

2022年
2月現在
1日定額
50万円まで
1日定額
100万円まで
1取引ごと
5万円
1取引ごと
50万円
GMOクリック証券 0円 0円 50円 260円
DMM株 設定なし 設定なし 55円 198円
SBI証券 0円 0円 55円 275円
楽天証券 0円 0円 55円 275円
auカブコム証券 0円 0円 99円 275円
マネックス
証券
550円 550円 110円 495円
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25歳以下 0円 ※0円 設定なし 設定なし
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まとめ:毎月分配金が欲しいならJリートETFで

毎月分配金が欲しい気持ちはよぉーーく分かります。しかし、わざわざ悪名高き毎月分配型の投資信託を保有する必要はありません。

JリートETFの分配金支払い月を調整して保有すれば、低コストで毎月分配金が受け取ることが可能なんですから。

もしも銀行で勧められるままに毎月分配型の投資信託を買ってしまったのなら、この記事にたどり着いたのを期に『自作毎月分配型JリートETF投資信託』に乗り換えてみませんか?

銀行の窓口で投資信託を買ったならダメ投資信託かもしれませんよ。www.katsurao.info

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