その「高利回り」おかしくね?
ビットコインが上がりまくっていますね、特に米テスラのイーロン・マスクCEOが購入したとの報道が流れてからの上がり具合は凄まじいものです。
私がビットコイン投資を始めた半年ほど前の価格は1BTC120万円程度でしたので、短期間で4倍に膨れ上がった事になります。
半年で4倍、
年間利回りにすると800%?www
仮想通貨バブルで億り人を量産していた頃と比べると、大したことないように見えてしまうのが恐ろしいですが明らかに異常です。
かなりの含み益が出ているとはいえ、私がビットコイン投資を始めたのは「そろそろ普通の投資先と認知されてきたかな?」と考えたからなので大誤算です(泣)
いずれ大暴落が来るでしょうが、投資しているのは、まだまだ総資産の1%程度、気長に鬼ホールドしていきます。
利益確定してもビットコインは雑所得なので税金が高いですしね、源泉分離課税になるのは何年先に成る事やら・・・
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「高利回」りは何と比べて「高利回り」なの?
さて、最近は高利回りをうたう怪しい投資商品や情報商材のネット広告をよく見かけるようになりました。(ほとんどが短期の投資)
コロナでお金の不安が増大した人を狙っての事でしょうか。(私が投資系の情報収集ばかりしていることも原因かな?)
「資産を守りながら年利7%」とか「安定的に年利10%」とかwww
一目見て?と思うタイトルが広告の前面に押し出されているのは、私のような中途半端に投資の知識がある人が食いつくのを防ぐためでしょう。
「めんどくさいし時間の無駄だから問い合わせしないで」といったところでしょうね。
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株式投資の利回りに匹敵
年利7%というのは株価が比較的順調に推移した場合の利回りに匹敵します。
株式市場全体に投資した場合の期待利回りは年5~7%ぐらいといわれていますが、あくまで「一時の暴落や急騰はあるが、長期保有すればこれぐらい」といった目安です。
リーマンショックやコロナショックなど、一時的に30%を超える大暴落に見舞われる覚悟のうえで得られる利回りです。
「安全」とか「安定」を最優先で行う投資をして、確実に得られる利回りではありません。
利回りの相場を知りましょう
世の中のお金に関する事には必ず相場というものが有ります。
自販機のペットボトル150円、コンビニ弁当500円などなどです、コンビニ弁当が5万円で売っていたら「値札間違えてる(笑)」と思う人が圧倒的に多いんじゃないでしょうか。
しかし、これが金融商品の利回りとなると「安全に資産運用 年利6%」なんて広告を信じてしまうんです。
信じないまでも「こういうのも有るのかな?」と思ってしまうんですよね。
そんなものはありません!
安全な金融商品の筆頭は銀行預金です。利息は良くて0.02%、相場の300倍ですよ、値札が15万円のコンビニ弁当を見て「高級弁当始めたのかな?」なんて思いますかwww
比べる対象がおかしい
利回りの相場に無頓着なことは怪しいいネット広告以外でも、銀行や証券会社の窓口で行われる金融商品のセールストークにも騙されやすくなってしまいます。
「預金は利回りが低いですが、こちらのアクティブファンド(投資信託)はリスクはありますが年利7%が期待・・・」といった感じですね。
預金は元本保証で資産を守るためのものですが、アクティブファンドはリスクをとって資産を増やすためのものです。
まったくの別物ですから、利回りが違うのも当たり前ですよね、預金と利回りを比べて良いのは、「個人向け国債」ぐらいでしょうか。
「この軽トラはレクサスよりたくさんの荷物が積めます!」なんて営業する自動車ディーラがいたら変ですよね、面白くはありますが・・・
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まとめ:利回りの相場を知ることは大切
条件が同じなら少しでも利回りの良い投資先を見つけるのが賢い投資家です。しかし、それには利回りの相場を知っていなくてはいけません。
詳しい数字覚える必要はありません、「明らかにおかしい」ことが分かれば十分です。
ちまたには異様に高い利回りを宣伝している謎の金融商品が有りますが、今あなたが検討している、既に投資している商品の利回りはどれくらいですか?
「安全」とか「信頼」を前面に押し出している投資先が年利7%等の高利回りであったならば、もう一度その投資先が何に投資をしているかを確認してみてください。
そして問い合わせてみましょう
「安全なのになんで銀行でお金を借りないんですか?」と・・・
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