今回は紹介するやらかしは【VIX指数】です、通称【恐怖指数】と呼ばれており、通常は10~20程度の範囲で上下するレンジ相場のような動きをします。
しかし、市場が売り一辺倒の暴落状態となると数値が跳ね上がるという指数で、リーマンショックや今回のコロナショックの時にも暴騰しています。
ネットでVIX指数の事を知る
ライブドアショックとリーマンショックの影響で多大な資産を失ってから数年後、損切で残った資産に加え、コツコツと給料とボーナスをためた分を追加、再び株式投資に再挑戦できる額を準備できた頃でした。
何とか前回の轍を踏むまいと暴落時のリスクヘッジを考えている時期で、暴落する際に逆に値上がりする銘柄は無いか探していたのです。
そんな時に見つけたのがこのVIX指数!(青汁のCMみたい)
暴落時に株と逆の値動きをする投資先を色々調べましたがどれもイマイチでした。
- 債券:大暴落の時には株式と一緒に下落する場合もある。
- 金 :配当金や利息が貰えない、値動きも小さい。
「株が暴落しても同じぐらい上昇する銘柄はないのかな?」と考えること自体がド素人丸出しだったんですが、そんな時にVIX恐怖指数のETFを知ってしまったのです。
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VIXのETFを購入するも損切する事に
【国際のETF VIX短期先物指数(1552)】は【S&P500・VIX短期先物指数】の動きに連動させることを目指すETFです。株式と同程度の額で保有していればリーマンショック級の大暴落が再びあっても大損は避けられる、むしろ儲けることも可能と判断して結構な額を購入したのです。
しかし、その後の株式市場は小さな値動きの中、このETFだけが少しづつ下落していきました。
「あれ10~20で行ったり来たりする安定した指数でしょ?」と思ったものの「ちょうど指数が20の時に買っちゃったのかな?」と希望的観測で保有を続けたのです。
その後も下落は止まらず最終的にはマイナス80万円程で損切と相成りました。
(´;ω;`)ウゥゥ
知らなかった【コンタンゴ】という謎ワード
コロナショックの中で原油価格がマイナスをつけてしまうニュースが報道されたので知っている方も多いと思います。
難しい解説は省きます出来ませんがこのETFはコンタンゴの影響で保有している期間中少しづつ価格が下がり続けるETFだったのです。
コンタンゴの事を知ったのは価格が下がり続けて再度VIX指数について調べている時で完全に後の祭りでした。
ちなみにこの後も「次の暴落が来てから売ろう!」などと訳の分からない判断で損切を遅らせ10万円以上無駄に損した事を覚えています。
なお、ETFを解説するHPにはちゃんと「長期投資には向きません」とはっきり書いてありました
( ノД`)シクシク…
まとめ(投資ビギナーの皆さんへ)
コンタンゴの影響を受けるのはこのETF(1552)だけではありません。石油・金・大豆などにも存在します。
自分が保有しているETFや投資信託がどの様なものかを理解しないでいると、私のように悲惨な結果になってしまいますよ。
もし保有中のETF名にエネルギー名や農産物名などが入っていた場合には、先物取引の影響を受ける金融商品でないかチェックする事をお勧めします。
私の犠牲を無駄にしないでぇー!!!!
ブログ主がセミリタイアを決断できたのは↓↓↓のおかげ
過去の失敗の記事↓↓↓ www.katsurao.info