毎月分配型は絶対にお勧めしない
コロナウイルス自粛がまだまだ続いています。駅のホームを見るとまだまだガラガラの状態がつづいていますが(ブログ主の勤務先は窓から駅のホームが見える鉄道ファンには羨ましすぎるポイント!)しかし、少しずつ普通の生活に戻りつつあるような感じです、緊急事態宣言の解除も検討されている様ですし、このまま終息に向かってもらいたいですね。
毎月分配型の投資信託を勧める記事を発見!
さて、先日ブログの記事のネタを探そうとインターネットをブラブラしておりましたら、毎月分配型の投資信託を進めるページにたどり着きました、なんでも毎月定額が振り込まれるのは、投資信託の分配金を生活の一部としている人々にとっては十分需要が有るからウンたラカンタラ・・・
というような論評でした、しかし、恐ろしいことに、税金については何も書いてなかったんですよね、今回少し投資信託毎月分配の税金について書いてみます
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なぜ毎月分配がダメなのか
毎月分配という制度に需要があることは承知しています。年金を元に生活をしている人にとっては毎月定額が口座に振り込まれるというのは生活を安定させるために十分魅力的なことだと思いますしかし、それを承知の上で毎月分配型がダメなのかというと、払い戻される分配金に税金がかかるからです
ATMからお金を引き出すために毎回税金がかかるようなものですね。限られた収入で生活をする年金生活世帯にとっては、この税金というものを少しでも減らす事が重要なはずなのに貯金の取り崩しと同じ感覚で分配金を受け取っていては生活の破綻に繋がってしまいます。
毎月一部売却という選択
税金というものは、分配金は全額にかかりますけども、これを一部売却というような形にすると税金がかかる割合が少なく済みます。詳しくは下の図を見てください
100万円の分配金を受けとると税金は20万円で財布に入るのは80万円です。一部売却で受取ると課税対象は黄色の部分(売却益)だけなので支払う税金は約1万8千円で財布に入るのは98万2千円です。圧倒的に分配金の方が不利です。
毎月売却するのはめんどい?
もしも「毎月わざわざ売却の手続きをするのがめんどくさい」「税金が高くても構わない」という超セレブの方にもお勧めのサービスがあります。SBI証券では自動的に決められた額を毎月売却するサービスが使えます。これを使うと毎月分配型と同じような感覚で投資信託から決まった額を毎月受け取ることができます、実質的に毎月分配金を受け取るような感じで税金を節約できるというお得な制度です。
毎月分配型の投資信託を購入するよりも分配金の出ない投資信託(楽天VTIなど)を購入し、少しずつ売却していった方が豊かな生活を続けられるのではないでしょうか。